ヨーロッパ周遊 ②教会編
危うく記憶の彼方に行ってしまうところなので...
忘れないうちに書き記しておきたいと思います。
今年の2月~3月にかけて、ヨーロッパに旅行に行ってきました。
私は幼い頃ですが10年程度、ドイツとイギリスに住んでいたので
子供の頃の記憶はほとんどヨーロッパでの出来事です。
日本に帰国してからは、ずーっとヨーロッパから離れていたので、今回20年ぶりくらいに
第二の故郷に凱旋をしたわけですが
変わらないところ、変わってしまったところ、かすかな記憶を頼りに
様々な想いを馳せたのでした。
今回は教会編。
私はカトリックではないですが、イギリスでは授業でお祈りの時間がありましたし
中学高校も週一度は礼拝という授業が有り、聖書も持ってますし、
賛美歌はだいたい歌えます。
(余談ですが、中学3年生のときは礼拝委員長でした)
絵画も好きなので、宗教画もよく見に行きます。
教会に行くのが昔から好きだったので、今回も沢山写真におさめてきました!
国別にごらんあれ〜。
①オーストリア:ウィーン
『シュテファン寺院』
ちょっと工事中。
内装はこんな感じ。
12世紀に初期のシュテファンができたのですが、やたらと柱を太くしたロマネスク様式の小さな教会だったそうです。
14世紀に、当時流行のゴシック様式で再建され、現在の形になったんだそう!
天井にアーチ上に柱をはわすことで、重みが分散されるんだとか。
美しすぎてうっとり...。
14世紀なんて、日本は鎌倉幕府がおわり、室町に入る頃ですよ!信じられません。
②オーストリア:ザルツブルグ
『モントゼー大聖堂』
そう、知る人ぞ知る、Sound of musicという映画の中で
マリアと大佐が結婚式をあげた場所でっすーーーー!
きゃーーーー!きゃーーー!!
すみません、私、小さいときからずっとあのビデオ観ていたので
今回ザルツブルグに行ったのは、ほとんどサウンドオブミュージックごっこをする為
といっても過言ではありません。
話すと長いので、また別の日に熱い想いは吐き出したいと思います♪
③ドイツ:ミュンヘン
『聖ペーター教会』
11世紀建造だそうです。白くて金ぴかできらびやか!
ゴシック、ルネッサンス、バロック...様々な様式が融合しています。
教会のてっぺんには展望室...っていうか外!!!
あたりまえですけど全部階段です。
ミュンヘンの町は、上から観ると可愛くておもちゃみたいです。
④ドイツ:ミュンヘン
『フラウエン教会』
15世紀後半建造。ゴシック様式。ほら、アーチ型の天井!ね〜。
ペーターとはちがい、金ぴかではなく控えめな印象。
でも有名な伝説が...
何かわかりますかー?
マイケルジャクソンの足跡!!!!
ではないですよ〜びっくりした?
そう、ワタクシ、工事してた柔らかいコンクリートにうっかり足を踏み入れてしま...
それも、うっそーん!
この教会を建造した際に、妨害してきた悪魔がつけた足跡なんだそうです。
有名な伝説なので、興味有る方は調べてみてね。
⑤イギリス:ロンドン
『セントポール大聖堂』
イギリスは博物館とか美術館とか、教育に関わってくる場所は全て無料なのですが
そのかわり教会はやたら高いのよ...住んでたとき入った事有るし、今回は内装はパスして、周囲をお散歩しました。イギリスには珍しく天気がよい...
ここはなぜ好きかというと、メリーポピンズという映画に出てくるからなのです!
きゃーきゃー!!鳩ぽっぽにエサあげなくちゃ!!!
⑥フランス:パリ
『ノートルダム大聖堂』
ここの美しさは、もう言葉にできませんね。
あまりに有名ですが、訪れるべきところだと思います。
ちょうど何かの式典中でした。
このステンドグラスときたら...
外壁には、まるで内側から外へ逃げ惑うガーゴイルのような像がびっしりついてました。
⑦フランス:パリ
『奇跡のメダイユ教会』
ここも最近有名ですね。すごくわかりにくい場所にあるのですが
かなり新しい教会です。
大聖堂に比べるとこじんまりとしていますが、未だにお祈りに訪れる人が大勢いて
この教会の持つ、底知れぬ力を感じた!気がする。
奇跡のメダルはもちろん買いましたよ。
....という感じですね。
他も写真とりわすれた場所もありますし、
お城の中にある礼拝堂みたいなのは今回ははぶきました。
教会そのものは、とても神聖な空気を感じる事ができますし
宗教関係なく、この時代にこれらの建築物を築いたことが何よりも衝撃的です。
年代別に流行の様式を見分けるのも楽しいですし、いろんな見方ができますね。
皆様も是非行ってみてください♪
おまけ:イギリス
『住んでた家の近くの、名無しの教会』
きっと名前はあります。毎日学校へ行くとき、車の中から見てました。
見つけるまでずっと忘れてたのに、見つけた瞬間思い出が蘇りました。
けっきょく、ここの教会が一番好きかも...