ラシーヌ試飲会報告
2017.05.23 03:10
本日11時から四谷のラシーヌ試飲会ルームで
まず大きく印象に残ったのはピエール・フリックです。過去これほどのワインを飲んだことがないと印象付けられるほどの凄さ。クレマンの爆発したような果実味と複雑さはもうシャンパンでなくてもいいと思わせるほど。リースリングもピノ・ブランもとにかく果実が甘いと感じさせるほどの豊かなボディーで粘度があると感じさせるほどの素晴らしさ!各種ブレンドのワインが一番ドライでしたが、これも質感抜群。ピエール・フリックもうある意味アルザスの頂点に立った感じです。
リースリングはまだ買い付けていないので近々ご紹介します。
コンプレモン・テールは親父さんの域までは達していないにしても、傾向は似ていてワインとしての質感は非常に高い。
レ・カイユ・ディ・パラディーの白が抜群でした。これは早速買い付けましたので近々ご紹介します。ローカルな品種の個性を明確に感じさせながら非常に極まった酒質が実に素晴らしかったですね。
アリス・エ・オリヴィエの2015年は非常に上品でエレガントの極みのようなワイン。ちょっと落ち着いた大人の雰囲気で飲むほどにいいワインだな〜と思わせるようなただならぬ奥行き。でもあからさまに感じさせるのではなくちょっと不思議な感じ。
新しいヌースのネロ・ダーヴォラは実に質感良く満足度の高いワイン。これは受けそうです。