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NPO法人YouToo

わたしたちの読書会開催!

2021.11.27 23:53

★令和3年度公益活動げんき応援事業/足立区後援/あだちNPOフェスティバル参加イベント★

わたしたちの読書会 ~ 

『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』を翻訳者と共に読む

を開催しました。

ナビゲーターは翻訳者の枇谷(ひだに)玲子さん。

作者のお宅を訪ねお話をされたときのエピソード、著者の他の本の紹介などを行なったのち、早速、中身の説明に。

主人公のエヴァが、世界の首脳が集まり会議の写真を見て男性ばかりであることにショックを受ける、という冒頭部分、支配の五つの手口

1 いないものとされる 

2 笑いものにする 

3 わざと情報を与えない 

4 どちらを選んでも罰する 

5 責任を押し付け恥をかかせる)などについて紹介。

参加者それぞれが感じたこと、職場でのさまざまな体験などを小グループに分かれて話しました。

●排除の5つの支配の手口はいじめに通じる

ーー

・バイト先の会議の場では、出席していても一切意見を求められず社員である女性の職員は男性職員があらかじめ知っていることをその場で初めて聞かされていた。

・店長だったとき店の売上が伸びないのを知った社長が「髪を伸ばして女らしくしろ」と言った。

・5つの手口は、いじめの構造と似ていると思った。

ーー

といった、男性が女性を排除する行動は、社会で「弱者」と決めつけられた人たちへのいじめにも通じるという意見や職場でのジェンダー課題を感じさせる体験も。

●我が家の「男女」のありようは・・・

ーー

・母はパートに出ていたが、父は母に逆らえないようだった。

・私の両親は店を経営していて家事は家族で分担していた。

・専業主婦である時代が長かったが社会に出て意識が少し変わった。夫に対しても、言いたいことを言うようになり関係性が少しずつ変わっていった。

ーー

といった、家庭内の様子も聞かれました。

●参加体験が気づきのきっかけ

終了後の感想ではこんな声が聞かれました。

ーー

・読書会での話は、これまで当たり前すぎてスルーしてきたことが実はおかしいと気づくきっかけになった

・本をしっかり読みたくなった

・フェミニズムという言葉から「過激な」イメージを抱いていたがそうではないことを知った。

連続講座2回目、3回目は以下のように行います。

ぜひご一緒しましょう!

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12月12日日曜日

A4メモ書きワークショップ:もやもやを言葉にして、「私の今」を「みんなの未来」につなげよう

https://1212youtoo-memo.peatix.com/view

1月29日土曜日

三井マリ子さんシンポジウム ~ 北欧の女性の生き方にジェンダーを学ぶ

https://peatix.com/event/3052651/view