奥三面ダム(おくみおもてだむ)
今回のダム旅のメインである奥三面ダムへやってきた。
GoogleMapでルートをすると下のように出てくるが、実際は蕨峠を通るルートは通行止めになっており使えない。
村上市を経由するルートでしかくることができない。
事前に新潟県の村上地域振興局 地域整備部 維持管理課 道路維持担当に電話で確認したのだから間違いない。
11月中旬から通行止めの予定で積雪があれば前倒しの可能性もあるが、現時点では通行可能とのことだった。
下のルートでは途中までしか記されていないがその先の林道を進み鶴岡方面と小国方面(鶴岡へも小国へも抜けることはできないが)の分岐を右へ進むと奥三面ダムへ到着する。
鶴岡方面へ進むと猿田ダム入り口までは通行可能と聞いたが猿田ダムへの道は進入禁止の標識がたてられており「関係者以外立入禁止」と記されている。
クルマはもちろん人も立ち入りが制限されている。
猿田ダム方面へ進んでも猿田ダムの関係者以外は引き返してくるしかないのだ。
ちなみにだが、朝日スーパーライン(林道)沿いから猿田ダムが見えないかストリートビューで探ったが何かの構造物の片鱗は見えるのだが木が生い茂っておりほぼ見えないに等しい。
落葉する冬季であれば見えるのかもしれないが、冬季はこの林道は通行止めでいずれにせよみることはできないようだ。
この日の天気は雨が降ったり晴れ間がのぞいたりと安定しない天気だったが、この機会を逃すと今年は諦めなければならない。
思い切ってやってきてよかった。
アーチ式コンクリートダムは10基目だ。
今回は事前に道路状況を確認し念願かなってやってくることができた。
奥三面ダムへは例の如く狭い道だ。
ただ舗装されているため走りにくいわけではなかったが雨の後で水たまりがあり、車が跳ね上げた水により泥とともに落ち葉が車体の側面にへばりつく。
今回の旅の初日から車は泥と落ち葉だらけになってしまった。
型式 :アーチ式コンクリート
目的 :洪水調節
流水の正常な機能の維持
発電
堤高 :116m
堤頂長 :244m
河川 :三面川水系 三面川
総貯水量 :1億2,550.0万㎥
ダム湖 :あさひ湖
着手/竣工 :1971/2001
竣工が2001年とあり意外と新しいダムだ。
ダム便覧には竣工2001年とある。
ダムカードVer1.2には完成年2002年とある。
しかしダムカードVer1.1では完成年2001年とある。
竣工は2001年で完工は2002年ということか?
ダムカードVer1.1では完成年としながら竣工年を記載していたためVer1.2では完成年の2002年に修正したということだろうか?
ダムの管理所入り口でダムカードを入手した。
次は今走ってきた道を引き返し三面ダムへ行く。