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aya's lounge

歌舞伎×スケート

2017.05.23 14:55

こんばんは。


今日は友人宅でホームパーティでした。

はるばる子供を連れて参加してくれた友人もいて賑やかでした。

サプライズでBirthdayをお祝いしたら喜んでくれました。



さて、今も「氷艶2017」の感動に包まれています。

千穐楽前に観ていたら、確実にリピーターズチケットを買っていました。

危ない、危ない(笑)


会場の代々木第一体育館に先輩と入ると、

まず驚いたのが会場アナウンス!


男性のとってもいい声が!

職業病です(笑)二人とも聞き惚れてしまいました。

ケイ グラントさんに似ている低音ボイス。


後で知りましたが、アイスショーでは定番な方なようです。

スケート初体験の私はこういうアナウンスも初。

気分が盛り上がりますね。

リンクの奥には天井に届くくらいの大きな白い幕。

この幕はずっとこのままです。


真ん中だけが上に開いたり、

中央、両サイドの切れ目から役者さんが出入りします。

そして、マッピングがこの幕でずっと重要な役割をしていました。


宙乗りがふんだんに使用され、

ワイヤー、クレーンの工夫は歌舞伎の工夫そのもの。

幕の後ろにクレーンがあり、幕のド真ん中から仁木弾正が現れたり、

荒川静香さんは幕の上から登場したりしました。


天井に、幕上から逆サイドまで鉄骨が組まれ、

リンクの上を端から端まで宙乗りができるようになっていました。


仁木弾正役の染五郎さん、岩長姫役の笑也さん、

悪の二人宙乗りはラブシーンかと思うほど濃い空気(笑)

笑也さん999回目の宙乗りは氷上でした。


大蛇も幕上から宙乗り状態で登場し、

氷上に着地してからワイヤーがはずされます。

蛇体に人が入り、

スケーターの皆様が大蛇を高速で操ります。

本当に生きているようでした。


歌舞伎で登場するような大蛇が、

スケートで動くというまさに歌舞伎とスケートのコラボ。

スピード感がハンパなくて感動でした。


歌舞伎役者とスケートのコラボもブラボーでした!

正直、前半はスケート靴を履いたり履いていなかったり、

靴で氷上を歩いたりして、アレ???という感じでした。

染五郎さん笑也さんは履いていてもストレートラインだけだったり。


それが後半に歌舞伎役者さんがスケート率が高くなる!!

染五郎さん笑也さん亀鶴さん宗之助さん廣太郎さん。

皆さんが上手で胸が熱くなりました。


歌舞伎役者さん達はお衣装が歌舞伎さながら。

滑りながらセリフを言って所作をする。

全て音に合っているのがプロだなぁと涙が出ました。


しかも、染五郎さんと笑也さんのソロのシーンがあるではないですか!


染五郎さんの華麗な滑り!もう本当に楽しそう(笑)

客席に視線を向けると、

フィギュアファンの皆様が「ヒュー」など言ってくださり感動です。


フィギュアスケートのストレートラインステップさながらに、

リンクの端で決まると、ライトで花道が登場!

私は心の中で「ひやぁ~~~」

こうくるの!!と大興奮で、高速六方にニヤニヤが止まらず(笑)


宙乗りしながらクルクル回りっぱなしだし。

やりたいこと全部やっちゃうのね(笑)

面白すぎて笑って泣けました。サイコー♪


そして、サイコーにエキサイティングだったのが笑也さん。

前半からスケーティングの上手さは光っていました。

もともと得意なだけあります。

でもソロもあるとは!


お衣装的に足元が見えず、ターンをする時に靴が見える程度でした。

滑りがスムーズでターンもキレキレ。それに優雅。


ソロの時は変化した後で、獅子のような頭で登場。

顔の両サイドの毛を左右持ちながら滑ってる姿がすごい。


ひとしきり滑って中央に立つと、

上半身を前に曲げて毛を氷上に落しました。

「え~~~~~~~!!!」


まさか毛振りをするとは思わず。

スケート靴で氷上、衣装は重装備(笑)

これは会場内のボルテージが上がりました。

私はスタンディングしたかったくらい。


しかも長時間回し、高速になっていくし、

ポジション変えて向きを変化させてくれてる。


友人に言われて気がつきましたが、

笑也さんの毛振り自体を初めて観たかもしれません。

美しい弧を描いて圧巻でした。

泣けた(笑)


大詰の立廻り。

歌舞伎役者は、スケート靴を履いていても形が綺麗です。


スケーターの皆様が本気で斬りかかってくるのを、

見事に受けて重厚感ある立廻りにしていました。


私は立廻りがショー的になるのかな。。と想像していましたが、

その予想をはるかに上回り、見応えある立廻りになっていました。


善組唯一の歌舞伎役者、亀鶴さんの弁慶がアッパレでした。

スケーターの皆様はほぼセリフがない分、

亀鶴さんがしゃべって補っていました。


薙刀の扱いがさすがで見惚れました。

出番もセリフも多く、

亀鶴さんには珍しく声が枯れていました。


猿田彦と弁慶を演じ、

猿田彦の時は村上佳菜子さんとの夫婦でした。

美女と野獣のようで微笑ましく、

歌舞伎ファンとして何だかすごく嬉しかったです。


宗之助さん廣太郎さんも出番が多く、

ちょっと三枚目なシーンでは笑いも起こっていました。


歌舞伎チーム全員の声がすばらしかったです。

これはスケートファンの皆様も認めてくださったところかと。


マイクを付けてはいますが、

全ての言葉がはっきり聞こえ、抑揚、緩急、間がどれもすばらしい。

体育館中に響き渡る声を聴くだけでも幸せでした。

特に笑也さんの優しい響き。

あの声の主が58才男性のものと信じてもらえるのでしょうか(笑)

奇跡の声。


そして、スケート靴を履かず、歌舞伎上の悪役たちを演じた、

蘇我入鹿の國矢さん、地獄太夫の蝶紫さん、

石川五右衛門の松十郎さん、酒呑童子のかなめさんもよかった。


見せ場があり、歌舞伎的なシーンにホッとしました。

一人一人に「ヒュー」「フー」と声もかかり感動。


大向うさんもいました!

染五郎さんの最初のシーンだったかと思うのですが、

「高麗屋っ!」と三人くらいの声がはっきり響きました。

これはテンション上がりました!

その後もかけてくださっていました。


染五郎さんと笑也さんがスタンド席に現れるシーンもありました。

染五郎さんは南側。

笑也さんは北側。


それぞれ中央に立ち向き合い会話をします。

二人が空間を悪で支配したような感覚。

スタンド席だけで約9000席ある体育館です。

その広さに二人だけ。


ものすごい瞬間を目の当たりにしているのだと心が震えました。



スケートにチャレンジしたことで、

歌舞伎は無敵なのだと思い知らされました。

全てと融合することができ、これだけの底力がある。


でもそれは、役者さんをはじめ、

関わった全ての皆様の努力の賜物。


作品の誕生を観ることができて感謝。


team Lab、TAOのお話も少し残しておきたいです。

また明日に。



aya。