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精神疾患と偏見

2017.04.24 06:00

こんにちは。haruです。


「精神の病気になった…」というと、いろいろな思いを抱く人がいるかもしれません。

こころの病は、からだの病とは違う、という認識がまだつよいのが現状です。


実際の診療の場でも、精神の病気になってしまったと泣き崩れる方もいらっしゃいます。世間からの偏見のみならず、患者さんや患者さん家族の偏見も受け止めていくのが精神科医の仕事だと思っています。


こちらとしては病気なので治療をしましょうというシンプルな話でも、患者さんからしたらそれを受け入れるのに年単位で時間がかかる人もいます。治療が遅れることで脳のダメージや社会的損失がおおきいと思いはするのですが、なかなか受け入れられないのが人情ですよね。


どういう人がなりやすいですか、という質問をときどき受けますが、まず血液型は関係ないですね。それぞれの疾患になりやすい性格傾向や家庭環境の記述もありますが、それも絶対ではありません。だれでもなりうる、そう言っても過言ではありません。


しかし、患者さんが自分自身の偏見を受け入れ治療を受け入れる様は壮絶なドラマがあるなぁと思うのです。こころという人間だけが持ちうる機能の障害というのは、誰しも受け入れがたいもの。それを乗り越え治療を受けると言ってくださるからには全力でこたえたい。


また、患者さんは治療を求めているのに家族や職場の上司が理解がなく治療できないということもあり、こういうときはやりきれない思いにかられます。だれでもなるんだ、って認識が徐々に浸透して、偏見自体が薄まってみんながスムーズに治療を受けられる世の中になったらいいなと願っています。


haruでした。


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