「彼女は最後にそう言った」/APPレビュー1
2015.10.19 09:45
ライターらしく、読み物としておもしろいゲームをおすすめするね。
今日はこちらのアプリ。アドベンチャーゲーム。
レトロなドット絵がたまりませんでしょう。
でも内容はもっとたまらないんです。
ざっくり言うと、
「祭りの日には死者が天狗のお面をつけてよみがえる」
という言い伝えがある村に、4年ぶりに帰ってきた主人公。
8月14日の祭りの日、彼のもとに4年前に亡くなった同級生ナナミから「展望台で待っています」という手紙が届きます。
不審に思いながらも展望台へ行くと、そこには天狗のお面をかぶった人影が。
その正体はわからないまま、翌日……。
ベッドで目をさますとまた手紙が届きました。
差出人はナナミ。
母との会話から、今日が8月14日と判明。どうやら時間がループしているようです。
ループする時間から抜け出すために、主人公はナナミの死の理由を追う…。
という謎解きゲームなんだけど。
BGMもいいし、悲運なストーリーにめっちゃ胸が痛くなる!!
ほんとやってよかったおすすめ。
わたしはなかでもこのセリフが忘れられない。
切ない。
モブなのに、いいこと言い過ぎだよ……。
ちなみに主人公も、ナナミの死を受け入れたくなくて都会の大学に逃げた身。
ナナミを救えなかったこと、逃げたことに自分を責めることもあったんじゃないかな。
この言葉にどれだけ救われただろうね。
一晩でクリアしたくらい、ライトなゲームだよ。
最近感動してないとか、思いっきり泣きたい人はぜひ〜🐈