#裸絞め 炸裂 ‼︎ #小川直也 vs #佐竹雅昭 ‼︎
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桑田佳祐がテーマ曲を提供した「世紀の一戦」とは?
バーグマン田形
2016年2月16日 08:00
90年代末から00年代中期にかけて、日本における総合格闘技人気を牽引していったイベント『PRIDE』。
ここでは様々な夢の対戦が実現しているが、大物日本人対決として最も話題を集めたのは、小川直也vs佐竹雅昭の世紀の一戦ではないだろうか?
フジテレビでの放送は夕方だったにも関わらず、瞬間最高視聴率は18.7%というとんでもない数字をマーク。さらに、「超大物ミュージシャン」がこの試合のためのオリジナル・テーマソングを提供したことでも語り継がれる一戦となっている。
「柔道王」小川直也vs「空手王」佐竹雅昭
この試合は、2000年10月31日に大阪城ホールで開催された『PRIDE11』で実現された。バルセロナ五輪柔道95kg超級銀メダルを始め、数々の世界選手権で優勝を果たしている「柔道王」小川直也と、『K-1』創世記に活躍し、K-1グランプリ94で準優勝の実績を誇る「空手王」佐竹雅昭。
小川が「勝つ自信はないが、殺す自信ならある!」とあおれば、佐竹も「殺す以上のことをしてやりたい」と舌戦を繰り広げ、決戦ムードを盛り上げる。
柔道と空手、それぞれのジャンルのトップ同士の日本人対決は史上初。このワンマッチだけでもイベントが成立するほどの注目度だったが、そこにさらに華を添えた超一流ミュージシャンこそ、誰あろう桑田佳祐だったのである。
桑田佳祐がPRIDEのリングに登場!
試合に先立ち桑田がリングに登場すると、超満員札止め13,500人の大観衆が大歓迎。ホールの壁がビリビリと震えるほどの大声援で迎え入れた。
小川は熱狂的サザンオールスターズファンであり、サザンの茅ヶ崎球場のライブに飛び入りゲスト参加したこともある。そのお返しと、フジテレビ系の音楽番組『桑田佳祐の音楽寅さん』の企画も兼ねて、桑田自身の作詞・作曲による『PRIDEの唄 ~茅ヶ崎はありがとう~』を特別に披露したのだ。
アウェイの会場もスーパースターのオーラで自分色に染め上げてしまった桑田。さすが当代きってのエンターテイナーである。
ソロシングル初のミリオンセラーとなった『波乗りジョニー』には、このときのライブテイクがそのまま収録されている。格闘技人気の最高潮ぶりが伺えるエピソードだ。
ちなみに、桑田は大のプロレスファン。1988年8月8日に行われた伝説の一戦、アントニオ猪木vs藤波辰爾のときにも『旅姿6人衆』を生で歌うプランがあったが諸事情で流れ、今回が12年越しのリング登場となっている。
小川vs佐竹 気になる試合結果は…?
観客のテンションが上がりきった中、ゴング。1ラウンドは打撃戦で佐竹ペースとなった。他流試合では無類の強さを誇り、『K-1』時代も特に日本人相手には非情なまでの強さを見せてきた佐竹の本領発揮だ。
しかし、打撃の成長が著しい小川も応戦。左ストレートで佐竹の右目下が流血するまでに追い込む。
2ラウンドに入ると、小川が佐竹の左足をキャッチすることに成功。そのまま小外刈りでテイクダウンさせ、横四方固めの態勢に。さらにマウント状態なって、パンチの連打。嫌がる佐竹が背を向けると、すかさずスリーパーホールド! 手首の辺りで喉元に引き寄せて締める形の柔道式裸締めでの完勝となった。
桑田の唄を聞いた瞬間に凄いアドレナリンが出たと試合後に語った小川。『PRIDEの唄』は本来小川個人への応援歌として作られた曲だったが、諸々あって試合自体への応援歌に変更。佐竹の名前も歌詞に加えた上でのお披露目となった経緯がある。
試合前の血走った目付きには、桑田佳祐の唄を独り占めできなかったことへの恨みもあったのだろうか……?
(バーグマン田形)PRIDE.11 10.31 OSAKAJO HALL 大阪城ホール
続いて「ニコニコ動画」です。
PRIDE12 小川直也 vs 佐竹雅昭 柔道VS空手 part_1 Judo VS Karate
PRIDE12 小川直也 vs 佐竹雅昭 柔道VS空手 part_2 Judo VS Karate桑田佳祐がテーマ曲を提供した「世紀の一戦」とは?
バーグマン田形
2016年2月16日 08:00