根っこの学校 そとっこ・そらまめ

生き物博士を訪ねて

2017.05.26 11:45

「ミツバチって、なんで刺したら死ぬんやろう?」というY君の疑問からミツバチやスズメバチについて調べていたら、びっくりするような情報がいっぱい!


ミツバチの針には、大きな返しが沢山ついていて、刺さると抜けにくく、無理に抜くと内臓ごと抜けるのです。抜けた内臓から、警戒フェロモンが出て、仲間の蜂が興奮して攻撃しに集まって来る。


スズメバチの針は返しが小さいので、何回も刺せる。


スズメバチの針は対になっていて、左右の針が交互に皮膚を切り裂きながら刺さっていく。


スズメバチの毒針は卵管が変化したものなので、刺すのはメスだけ。働きバチは、圧倒的にメス。オスは交配が終わると死んでしまう。


「えー!!そうなん?!ほんまに?!」

「虫とかめっちゃ詳しい人に会って、色々聞きたい!」


と、いうことで、地球環境子ども村の仲田先生に連絡をしてみた子ども達。

快諾をいただき、すぐに訪ねて行きました。

野鳥や、石、昆虫標本を見ながら子ども達の質問に答えてくださったり、クイズを出してくださったり。

野鳥の森へ

カニの雄雌の見分け方。

子ども達夢中。

こちらは山のカエル。

オニヤンマのヤゴ。

おっきいなー。

ビオトープには、カエルの声がいっぱい。

声は聞こえど姿は見えず。近づくと、サッと鳴き止むシュレーゲルに翻弄される私達。

何と、モリアオガエルが!!

木の上の卵しか見たことなかったけれど、初めてモリアオガエルの夫婦に出会いました!

散々見られているけど、平たくくっつき、じっと動かない。

コケに擬態しているのかなぁ。


「あ、ナメクジや!」と、土手の上から声がすると、「どれどれ?」と、駆けつけ、楽しそうにナメクジの話をしてくださる仲田先生。

また遊びに行きます♪