「セミ死亡→実はまだ生きてて暴れだす」問題の最終的解決
今年ももうすぐ前半が終了となる。
まだ5月だというのに、暑さが厳しくなって、
そのうちセミも大量に鳴きだすだろう。
夏のBGMとしてセミの声は欠かせないが、
問題は秋になってからだ。
地面に落ちる無数のセミの死骸。
あるあるだけど、全部死んでない。
まだ息のある奴がいる。
だから、こいつは死んでると思って近くを通ると…
やかましい鳴き声と共に暴れまわってΣ(・ω・ノ)ノってことになる。
まさに地雷。
セミが死の直前に見せる最後の輝き?
そう。セミ・ファイナル。
地味に嫌な思いをしている人も多いと思われる。
でも、大丈夫。
実は虫が生きてるのか死んでるのか、見分ける方法がある。
それをプチ情報として書き留めておこう。
見分けるポイント。
ズバリ、それは仰向けになっているか否か。
なおかつ、足が内側に曲がっているか否か。
これだ。
なぜか。
実は虫って死ぬと足の関節が内側に曲がって硬直してしまう。
これは脚の構造が内側に曲がるようにしかなってないから。
力を入れなければ本来脚は内側に曲がるのだ。
生きている間は踏ん張って歩いたりよじ登ったりできる。
しかし死が近づくと力が入らないから、内側に曲がって硬直する。
全ての脚が内側へ曲がると、虫の重たい体の部分が上へあがる。
つまり重心が上にきて、バランスがとれなくなる。
するともう横に倒れるか、仰向けになるしかない。
※右が死んだ場合、左が生きている場合。右は死んで脚が内側に曲がるため重心(赤丸)の位置が生存時(左側)と比べて高くなる。よってバランスが不安定になり仰向けになってしまう。
セミもそう。
であれば、仰向けで脚が内側に曲がっているセミは死んでいる可能性が高い、という結論になる。
もちろん100%じゃないけど(笑)
まだ不安なら仰向けのセミの脚をよーく観察してみよう。
若干息があるなら少し脚が動いたりする。
これから夏になって色んな虫と遭遇することが多くなる。
虫が苦手な人は、むやみやたらに嫌うのではなく、
適切な距離を保てるように、色々調べてみると面白いかもしれない(*´▽`*)
そんな中でもしかすると好きな虫も出てくるかも?