想像以上に楽しいブレンドデザインの世界
精油のブレンドって、これでベストなのかな。。
どうしても効能を重視しがちで、香りのハーモニーはあとまわしのような。。(というか妥協してるかも)
アロマセラピーにとって、”ここちよい香り” を感じることが一番大切なのだから、もっとベストなブレンドを追求してみたい。
そんな想いがふくらんで、この秋冬はAEAJアロマブレンドデザイナー講座に通っています。
アロマブレンドデザイナーとは、アロマオイルの調香の専門家。
精油を組み合わせてブレンドすることで、さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作することができる能力を認定する資格です。ブレンドの知識や技術をアロマテラピーを行う際に活用することや、創作した香りを楽しみ、その魅力を伝えるのに適しています。
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマブレンドデザイナーより
オンライン講座が増えているこの頃ですが、こればっかりは通って、実際に香りをかがないと意味がない。
リアル講座が受けられる認定スクールを探し、生活の木なんばパークス店で受けることにしました。
実はここでインストラクターの資格まで取得したんですよね(生活の木には、セラピスト講座はなかった。。)
なのでなじみがあり、しかも生活の木は受講料も他よりおさえめなのがうれしいところ。
大阪で生活の木のカレッジは、以前は梅田ハービスにもあったんですが私が通ってすぐあとになくなってしまいました。。
そしてコロナ禍の影響か、このブレンドデザイナー講座を申し込んだ途端、このなんば校もクローズが決まったという悲しいお知らせが。。
なので、これが最後の講座なんですって。
なんか私が通うたびに閉まるなんて、疫病神みたいで申し訳ない💦
でも最後の授業にすべりこめてよかったー。
と、裏話が長くなりました😅
ブレンドデザインの勉強、すごくおもしろいです!
毎回、課題の精油に加え、参考精油も含めて10種以上を嗅いで、それぞれ印象やイメージをいろんな言葉で書き込んでいくんですが、こんなにじっくりひとつの香りを嗅いだことって今までにないくらい、それはそれは慎重に、粘り強く嗅いでいくんですね。
嗅いでるうちに、こちらのキャッチする受容器(レセプター)が変わるのか香りが違うように感じたり、時間がたつと精油自身の揮発の加減などで他の成分の香りが立ち上がってきたり。
ブレンドのうち1種類だけ精油を変えたり、わずか1滴少なくするだけで、まったく違う印象の香りになるんです。
なんて、ドラマチック!
今までメディカル(効能)よりで精油を捉えてたのが、一気にパフュームとしての魅力に目覚めたというか。
他の生徒さんが受け取った印象との違いに驚いたり、同じイメージを共有できて自分の嗅覚に自信が持てたり(加齢のせいもあり、嗅覚いまいち自信なかったんです、実は😅)
全神経を集中させて嗅ぎまくるせいで、初日はくたくたに疲れましたが(他の生徒さんも同じこと言ってました)
慣れってすごいですね、2回目以降はそれもなく、嗅いだことないバイオレットリーフ(すみれの一種)とかトンカビーンズ(バルサム系)とかの香りを知ったり、歴史的名香の香りを再現したりアレンジしてみたり、終始わくわく♪
どれも、それはそれはいい香りで、すっかり調香師気分笑
ほぼ調香のためだけに使われる精油があるなんて、知らなかったー。
それに今まで柑橘系の●とフローラル系の●は相性がいい、とか一般的に言われる理論を重視して組み合わせを考えることが多かったけど、自分の感性を信じてフローラルにかたよっても(むしろそのほうが)めっちゃいい香りになるのがわかりました。
講座は残すところ、あと一回。
自分では揃えられない貴重な精油もたっぷり嗅いで、ブレンドのサプライズももっと楽しみたいです😊