KD トラックス レビュー
2021.12.02 06:19
今回のレビューは、トランスフォーマー キングダム より、
“KDー15 トラックス” です。
“戦え! 超ロボット生命体 トランスフォーマー” に登場したオートボット(サイバトロン)の
“戦士 トラックス” が、
キングダムで発売されました。
着々と最新リメイク共通フォーマットで揃っていくオートボットのカーロボ部隊。
アニメ中盤から登場した新戦力のなかでも、今回の主役であるトラックスはなかなかに異彩を放つキャラクターでありました。
スポーツカーに変形し、そこからさらにウイングを展開して空を飛ぶという、事実上のトリプルチェンジャーでしたからね。
彼が登場するまで、オートボットで空を飛べるのはジェットパックを背負ったサイドスワイプ(ランボル)くらいでしたし、なによりノンオプションで飛べるトラックスの特別感は際立っていた印象です。
まぁ、ほぼ同時期にパワーグライドとか、しばらくのちにエアーボット部隊も加わってオートボットの航空戦力は一気に拡充されたわけですが。
それでも、ウイング付きの青いコルベットが飛行する格好よさは唯一無二のものでした。
そんなヒーロー然としたトラックスですが、過去のリメイク機会はさほど多くなかった気がします。
マスターピース(MP)を除いての直近となると、日本ではユナイテッド(UN)シリーズとして発売されたものがありますが、これは同シリーズのホイルジャックの流用で、正直オリジナルのスマートなイメージとは別物でしたし。
今回のキングダム版は完全新規でのリメイクということで期待も大きかったと思うのですが・・すでに発売されている海外版では、構造的な問題が取り沙汰されておりました。
遅れることおよそ5ヶ月、ようやくに発売された日本版でははたして・・
レビューしていきます。
ロボットモード
真っ青なボディに真っ赤なフェイス、そして真っ白いヘルメットという、印象的なカラーリング。
プロポーション的には少ーし肩幅が広いので、若干ずんぐりしているように見えなくもないですが、腰の位置はけっこう高く、WFCトリロジーでリメイクされたほかの仲間たちと比較するとわりとすらっとしています。
おおよそアニメデザインのイメージに近いかと。MP版がスタイリッシュ過ぎるんだよね。
頭部は全塗装。
塗料のはみ出しなどはなく、しっかりとイケメンでした。
胸部のインシグニアも綺麗です。
前腕と脛前面のグレー、パンツの白は塗装です。
背面。
本来ビークルモードのルーフが変形する胸部がダミーで再現されていぶん、ガワが大きくなってしまっています。
そのせいで後ろ姿は甲羅を背負っているようで、若干野暮ったく見えます。