終了しました|2/21~「神道史を再考する」全3回.朝日カルチャー中之島|大阪
[2022年 2/21, 3/7, 3/21]
神道史を再考する
講師 斎藤英喜 佛教大学歴史学部教授
「神道」といえば、日本人の伝統的な信仰、習俗、心性といった説明があります。
最近では、自然環境との共生を謳う教えとして評価されることもあります。
その一方で、「神道」は、戦前の軍国主義と結びつき、
極端なナショナリズムを生み出す危険性も指摘されています。
しかし「神道」の形成に、仏教が重要な働きをもったことなど、
その歴史はほとんど知られていないようです。
講座では、知られざる神道の歴史に迫ります。
※各回受講もできます。
■スケジュール■
日時 2022年 2/21, 3/7, 3/21 月曜 18:00~19:30
■2月21日(1)「神道」の語源と「苦しむ神」・・・
「神道」の語源と「苦しむ神」・・・「神道」の語が最初に出てくる文献は、
『古事記』ではなく『日本書紀』でした。それも神代の神々の世界ではなく、
天皇の時代です。そもそも「神道」とは、どういう意味だったのでしょうか。
また平安時代初期に現れる「苦しむ神」たちの記録にも迫ります。
■3月7日 (2)「太神宮助けたまへ」・・・
「太神宮助けたまへ」ー変貌するアマテラスを追う・・・古代の国家制度のなかで、
伊勢神宮は私的な信仰や参拝は禁止されていました。
しかし平安時代後期には、アマテラスに命乞いをする天皇もあらわれます。
仏教と結びついて、「蛇体」に変身するアマテラスなど、
知られざる中世神道の世界を紹介します。
■3月21日(3)「お陰参り」と江戸の神道・・・
「お陰参り」と江戸の神道・・・伊勢神宮への参詣が大流行した江戸時代。
その時代の神道とは、いかなる教えだったのでしょうか。
京都生まれの山崎闇斎や、伊勢神宮の神官の出口延佳など、
江戸時代の儒学と結びつく神道の世界を見てみましょう。
・主催 朝日カルチャー中之島教室
▼受講方法
・中之島教室でのスクリーンによる視聴
・オンライン受講(zoomを使用します)
▼受講料
教室での視聴: 受講料(税込)会員 9,570円 一般 10,560円 設備費(税込)330円
オンライン:受講料(税込)会員 9,900円 一般 10,890円
*オンライン受講者は見逃し配信1週間限定有
▼事前にお申込ください