🍀カウンセリングの効果と方法
・カウンセリングの特徴
・カウンセリングの効果
カウンセリングの特徴
カウンセリングには大きく分けて2種類があります。一つは精神科医師が中心となって進める治療的カウンセリングです。こちらは心の病が重篤出会ったり長期にわたる時に症状や病状を薬物療法とともに治療を行います。
もう一つの種類は弊社で行う「心の発達支援カウンセリング(開発的カウンセリング)」です。こちらは上記のような心の病気を治すことではありません。相談者が心のバランスの良い発達を遂げることを支援します。ですので職場、生活、学校などでの身近な誰でも直面する課題を取り扱います。
(つまり、深刻なまた重篤な心の病気の症状を持つ場合は、カウンセリングではなく専門医につなげることを優先します。)
カウンセリングは主に下記の目的をサポートします。
・発達課題の通過のサポート
人生には誰もが直面する日常的な問題が多々あります。例えば、大きな変化(転勤や転校・昇進・引越し・妊娠や出産・受験など)があり、これらは発達課題と呼ばれ、これらをうまく通過するためのサポートをします。
・誰もが受けることができる
上記のような支援を目的とするため、心の疾患を治療する心理療法よりもより身近で生活に役立つ課題を対象としています。
・日常に役立つヒントを学ぶ場
関係性作り、共有、モデリング、情報提供や助言、気づきや教育(自己主張や怒りの克服など)のように日常で使える方法を主とし、職場、学校、家庭など生活場面のどこでも活用できる対処法を共有していきます。
カウンセリングの効果
カウンセリングは単に話を聞くだけの作業ではありません。カウンセリングの効果を高める要因は何にあるのでしょうか。米国心理学会のジョンノークロスが調査した結果はこのようなものでした。
中でも本人のもつ治癒力とカウンセラーとの関係性は重要な要因となっています。
① 相談者がそもそも持っている力:=治療外要因
② 受容的・信頼関係(ラポール):治療者との関係
③ 専門的理論と介入方法
④ クライエントの期待(モチベーション):期待効果
カウンセリングを受けることでもたらす心の安定感と安心した信頼関係が重要となります。それは相談者とカウンセラーが同調(どちらかがどちらかに合わせること)する関係ではなく、客観的な視点と視野から対等に意見を交わすことのできる関係性でもあります。
カウンセラー新たな視点を通じて、クライエントは様々な視点から自分を見つけ直し、自分の大切な人や環境に新たな意味づけをしていくことになります。
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