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素敵な出会い

2017.05.30 23:00

前回までの長文、読んでくれた人

ありがとうございます。

一人でも多くの方に、想いが伝わればいいなと思います。


さて、まだブランドを立ち上げる以前とブランドを立ち上げて間もない頃の話。


なんで仲良くなったか覚えてないくらいなんですけど、お世話になってる先輩、Mr.ODA。


公私ともにお世話になってる先輩で、素敵なセレクトショップをされています。




Select shop QUATTRO

WEB: https://quattro4.shop-pro.jp/

Blog : http://ameblo.jp/quattrokumamoto

Mr.ODAのblog:https://quattro.amebaownd.com/


俺が21くらいのときだったかな?

ひょんなことから、そのお店に行くようになって、日本でもトップクラスのデザイナーさん達が仕立てあげたお洋服がたくさん並んで,

初めてMADE IN JAPANの凄さ、すばらしさに感動したのを覚えてる。


生地にこだわり、シルエットにこだわり、縫いにこだわったお洋服たちを見て、「すげー、やばい、だごやびゃー(かなりやばいの意味)」って発狂してた。


その時、すでに自分でデザインした洋服を作りたい、ブランド立ち上げたい。という思いはあって、そんなことを話してて立ち上げちゃって、工場見つかんない、パタンナーいない、ただなんかしないとって感じで、ブレブレの芯で、蝶ネクタイと布地とレザーでクラッチバックを作り始めた。


受注生産で。


これが思いの他、好評で半年で合計200近く受注もらってつくった。


それと同時に、独学でジーンズのリメイクも開始。

今まで、俺の固定概念なんだけど、リメイクジーンズは、あんまりかっこよくない。

まぁ各々のテイストにもよるんだけど、ネットで見てても似たようなもんしかでてこない。


そして、「リメイクジーンズの作り方」みたいな検索の仕方で探してみるけど、「セルフで簡単、リメイク!」みたいな趣味でやってますー感覚の人たちがやったものしかでてこなかった。


んーんーんー。とか頭抱えてるときに、先輩であるMr.Odaから、「新しいデニムブランド取扱いはじめたから、キョン好きそうだから見にくるたい」ってなニュアンスだったとおもう、あんま覚えてないけど、そんな感じで「まじすか?行きまーす!」

みたいなこと言って見に行った。


そして、お店に向かう、入ると並んでいたのは、リジッドデニム(未洗い未加工のジーンズ)

。その中で、青々と輝いてみえたジーンズが一本だけあった。

だいたい、リジッドデニムは黒っぽいネイビーが多いんだけど、本当に青々してて、初めて目にするモノだった。


そのジーンズは、本藍染された生地を使用してあり、"藍"の色が綺麗に映し出されてた。

当時、友人が藍染をやっていて、藍染に難しさや染料の繊細さはこれでもかっていうくらい詳しく聞いていて、その話を聞いてたもんだからさらに、「すっげー、これすげー」っていったのを覚えてる。


そして、恒例行事の"試着"。

ちょっと話逸れるけど、試着なしでお洋服を買うことは絶対にしない。ジーンズに限らず。

なぜならば、フィット感や着た時に見えるシルエット、そして自分がもってるワードロープとの組み合わせがその場でできて、自分に合うか合わないか、いるかいらないか。それを判断できる材料になるし、"お金を出して買う"わけだから、買ってしまってやっぱ違うとかサイズ合わねーから着ないってなるまえに自分自身で確認できる。


だから、"試着"は、出来るだけやったがいい。とは言わない。絶対やったがいい。絶対。


話を戻す。


試着室に入り、足を通すと(この時すでに興奮してる)、足回りのフィット感がやばい。

ウエストもばっちし。

試着室から出て鏡をみると、最高のシルエット。やばいやばいやばい。このシルエット俺のすきなやつ。相当興奮してたと思う。

なんなんだこのジーンズ。

シルエットめちゃくちゃ綺麗だし、青く輝いてるし。。。


テンション上がっておろおろしてたら、Mr.Odaから、「今度、店頭展示会するからおいで。デザイナーさんもくるし、すんごいのみれるとおもうよ。」


と言われ、展示会当日までワクワクがとまらなかった。


続く。。。