涙と感動の勝利
土曜と日曜、少年団として最後の試合があった。
市の招待試合で2日間にわたって市内8箇所の会場で行なわれる。
一日目、テジャたちは2勝1敗の得失点差で2位。
二日目の日曜日・・・・2位リーグだった。
テジャたちのチーム・・小学校のチームで仲がいいんだけど、強くない。
いつもトロフィーはおろか、とにかく負けてばっかりだった。
テジャは
「これが小学校の皆と戦う、最後の試合。勝ちたいな・・・」と言ってた。
皆も同じ気持ちだったんだろう。
本部席においてあるトロフィーを見ながら、2位リーグで優勝したい!!と思ってた・・・・・
その思いも通じてか、テジャたちは今日はすごくがんばって
2勝した。
「え??まさか、次は1位争いの決勝戦??」
でもでも、次のチームはめちゃめちゃ強いのをテジャたちは知っている。
今まで対戦して一度も勝った事がない・・・というかボロ負けしてる
とにかく最後だから、負けても悔いのない試合をして欲しい・・・
コーチも母たちもそんな思いで見守った。
そして試合開始。
テジャたちは頑張った。
前半、半ばで1点先取!!
子供たち、母たちの間で
「え・・?まさか・・・勝てるかも」という期待が。
テジャたちのメンバーは声をかけあう。
「先取したからって、気を抜くな」気合が入る!
そのあと、テジャがゴールを決める 2-0
ただ相手のチームも必死だ。
一点取り返して 2-1 で前半終了。
後半、テジャのチームが追加 3-1 よくサッカーで泣いてたテジャ・・・いつの間にか頼もしくなった
その後 3-2 に迫られ、あとは時間との勝負。
テジャは FW だけど、とにかく相手は必死で攻めてくるのでひたすらボールを奪い返してた。
そして試合終了の笛・・・
母たちは涙し、コーチも涙だった。
6年間、一緒に机を並べて勉強してきた仲間たちで勝ち取った勝利!!
これからは、部活に進む子、クラブチームに進む子、それぞれの道を進んでいく
その締めくくりに優勝・・・・。
子供たちにとって、最高の・・・最高の、勝利だった。
テジャはこの日、キャプテンマークをつけてた。
賞状をトロフィーを受け取り、皆で喜びを分かち合った。
「みんな、本当に100点満点のプレイだったね。
テジャもよく頑張った。 最後に強烈なシュートもきめたしね」
とほめると
「僕のシュートよりも、チームの皆で勝てたということのほうが100倍も嬉しい!!!」
だって・・・。
テジャ・・・大人になったね・・・成長したね・・・
そんな感動を受けることのできたサッカーをやってて・・本当に良かったね。