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岡本夏美と増田有華の女バトルは映画『女流闘牌伝 aki アキ』の舞台挨拶でも

2017.06.05 05:40

【芸能報道】 平成二十九年六月三日に東京・新宿にて、映画『女流闘牌伝 aki アキ/AMGエンタテインメント』の初日舞台挨拶が行われた。 モデル・岡本夏美(戊寅、写真上)、元AKB・増田有華(辛未)、女優・中山絵梨奈(乙亥)、プロ雀士・二階堂亜樹(辛酉)と二十代の監督・中村祐太郎(庚午)の計五名が登壇した。


実在する麻雀のプロを演じてみて、岡本は「アキさんが壮絶な人生を歩まれているので、そこを凄く丁寧に真摯に向き合って芝居できたらな、という想いで。」と当初の意気込みを伝えた。演技ではプロに近づく為に研究を重ねた。ライバル役を演じた増田に対して、初対面の印象として「眼力が強い。」と、やや腰が引けた点を伝えた。


初めて同作を舞台挨拶前に観が増田(写真上左)は、「映像に映る自分が余りにも怖くて。怖くて怖くて震えました。」と、自身の演技と役柄の強さをアピールした。撮影期間は五日間しかなく、岡本との共演シーンは三日間で撮り終えたが、「長年の知り合いみたいな。」と意気投合した旨を話した。当時はリーグ戦で朝から対局を行ってきたプロ雀士・二階堂(写真上右)は、「まさか自分が映画になるとは、本当に思ってなくてですね。迚も幸せで光栄な事だと思っています。」と感謝の辞を述べた。二階堂は打ち方を鏡を見ながら研究していた。



 岡本の姉役を演じた中山(写真上)は、「男兄妹なんで姉妹って、どういう感じなんだろう。」と同じ男姉弟である岡本と同調し、岡本の事を「人懐っこい感じ。」と印象を述べた。対して岡本は中山を「優しさに溢れている。」と理想の姉像である点を返した。姉心が芽生えた中山は監督から過保護過ぎると注意された。



中村監督は岡本と増田に関して、「えぐかったですよ。増田さんと岡本さんを同じ部屋に入れて良いのかな。」と二人の衝突を恐れていた。二人は「どういう事?昆虫じゃないですから。」と猛反発。続けて中村監督は「雨降って、地固まるみたいな。」と何かあった様な伺わせ振りな話しをし、二人は「そういう問題発言、止めて下さい。」「晴天でした。」「からからの晴天でした!」と激昂し、信憑性を高めてしまった。


尚、中村監督はベストなシーンとして、中山がケーキを食べる所を「神が下りて。」と自身がカメラを持ったシーンを挙げた。


=クレジット=

★『女流闘牌伝 aki-アキ-』

2017年 6月3日(土) シネマート新宿ほか公開

出演:岡本夏美

増田有華 中山絵梨奈 彩輝なお / 岩松了

原作:「aki」花崎圭司 大崎充 二階堂亜樹(竹書房刊)

監督:中村祐太郎 

企画・配給:AMGエンタテインメント

(C)2017花崎圭司・大崎充/竹書房/「aki」製作委員会

http://aki-movie.com/ 


記事:荒田雅×撮影:金剛正臣