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ZIPANG TOKIO 2020「リニア名古屋駅の新しい顔決定!東西2ヵ所の地上部分に緑の広場を造り、災害時は避難所になる」

2017.05.31 10:30


名古屋駅周辺まちづくり構想

■ 構想の目的

○リニア開業後のまちを見据えた概ね15年後を目標年次とします。 ○多様な主体がまちづくりを進めるための共通目標となる基本方針と具体的な取組みを明らかにします。 ○リニアが整備されることにより、特にまちづくりに必要とされることを中心に取りまとめます。

■ 構想の対象範囲

名古屋駅を中心に下図に示す円で囲まれた区域を 概ねの対象範囲としています。

■ 目標とするまちの姿

世界に冠たるスーパーターミナル・ナゴヤ

~国際レベルのターミナル駅を有する魅力と活力にあふれるまち~

高いレベルの機能性を備えたまちづくりを着実に進めるとともに、広く叡智を集め、 世界の人々が集まり、魅了し続けるまちを目指します。

■ まちづくりの基本方針

【基本方針1】 国際的・広域的な役割を担う圏域の拠点・顔を目指す

(1) 国際的・広域的なビジネス拠点・交流拠点を形成する (2) 玄関口にふさわしい風格とにぎわいを感じさせる顔づくりを進める (3) ビジネス拠点・交流拠点にふさわしい安全性を確保するとともに、環境負荷の   少ないまちを形成する

【基本方針2】 誰にも使いやすい国際レベルのターミナル駅をつくる 

(1) 初めての人や外国人にもわかりやすいターミナル駅を形成する (2) リニアの速達性を活かすなど交通機関相互の乗換利便性を向上する

【基本方針3】 都心における多彩な魅力をもったまちをつくり、つないでいく

(1) 城下町から超高層ビル群まで新旧織り交ぜた多様なまちの魅力を育て、活かす (2) 人が主役の歩いて楽しい空間を形成し、回遊性を高める

【基本方針4】 リニア開業を見据え、行政と民間が一丸となって着実に        構想を実現する

(1) まちづくり構想を実現するため、行政がリーダーシップを発揮するとともに、   行政と民間、民間相互など様々な主体が連携・協働してまちづくりを推進する


【基本方針1】 国際的・広域的な役割を担う圏域の拠点・顔を目指す

(1) 国際的・広域的なビジネス拠点・交流拠点を形成する (2) 玄関口にふさわしい風格とにぎわいを感じさせる顔づくりを進める (3) ビジネス拠点・交流拠点にふさわしい安全性を確保するとともに、環境負荷の少ないまちを形成する

■ ビジネス拠点・交流拠点に必要な 都市機能を強化する


①ビジネス拠点性を高める都市機能の強化

●交通利便性を活かし、ものづくりの圏域の中枢として、また、産業の進化と成長の起点と
して、業 務・支援機能、ビジネス交流機能、技術等を発信する機能、大学・専門学校等の立地を進めます。 

●都市再生特別地区などの都市計画制度を活用して、都市機能強化に資する民間再開発を進めます。



②交流を促進し、来訪者をもてなす機能の強化

●来訪者が、“集い・憩い・滞留し、交流できる空間”を駅・駅前広場やその周辺で確保します。 ●“観光・情報案内、文化発信機能”、商業機能、宿泊機能の立地を進めます。 ●都市再生特別地区などの都市計画制度を活用して、都市機能強化に資する民間再開発を進めます。

■ 駅・駅前広場を中心に象徴的空間を形成する

③公共空間と沿道建物が一体となって魅力ある空間を形成

●駅・駅前広場を中心に、名駅通・ 桜通・椿町線と沿道建物が一体 となって名古屋大都市圏の顔と なるよう風格やにぎわいが感じ られる空間を形成します。

●空間のデザインについて広く叡 智を集め、世界に冠たるスー パーターミナル・ナゴヤにふさ わしいものを目指します。

■ リニア駅周辺街区の面的整備を推進する

④周辺街区を含むまちづくりの推進

●リニア駅は、開削工法により施工される予定ですが、不整形な残地や 未接道の土地が生じることや、上部にまとまった空地が生じる可能性 があります。駅が整備されるエリアは、名古屋駅に近接する貴重な土 地であることから、その上部空間の有効活用とともに、その周辺街区 を含めた面的なまちづくりを進めます。

[検討すべき内容]のリニア地上部分に緑の広場を造り、リニア名古屋駅の新しい顔となることが決定。(名駅東西2カ所、災害時は避難所になる)

■ 防災性が高く、エネルギー効率の高いまちを形成する

⑤防災性の向上

●大規模地震発生時の帰宅困難者対策や浸水対策を推進します。 ●地下街の改善を進めます。 ●高い防災性を備えた建築物の整備を進めます。

⑥環境負荷の低減

●環境性能の高い建築物の整備、エネルギーの面的利用の推進などヒート アイランドの緩和にも資する環境負荷の少ないまちづくりを推進します。


【基本方針2】 誰にも使いやすい国際レベルのターミナル駅をつくる 

(1) 初めての人や外国人にもわかりやすいターミナル駅を形成する (2) リニアの速達性を活かすなど交通機関相互の乗換利便性を向上する

オレンジ色のリニア駅の上部空間は「緑の広場」となりリニア名駅の新しい顔になる。
(名駅東西2カ所、災害時は避難所になる)


■ 誰にでもわかりやすく利用しやすい乗換空間を形成する

①リニアと各交通機関との結節性を確保

●リニアの速達性を活かすため、名古屋駅を訪れる人々の多様な目的に応じた乗換利便性を確保し、乗換主動線 の明確化を図ります。また、国外からの来訪者など、初めての人にもわかりやすく利用しやすい乗換空間を形成 します。

②乗換主動線の直線化と円滑化

●乗換主動線をできる限り直線化することで、初めて訪れる人にもわかりやすく、利用しやすい乗換を実現します。 ●ユニバーサルデザインの考え方に基づいて、高齢者や身体障害者等の上下移動や距離の長い水平移動の負担軽減を 図るため、主要な乗換動線にエスカレーターやエレベーター、ムービングウォーク等を効果的に配置します。

③「(仮称)ターミナルスクエア」の形成

●JR在来線、名鉄、近鉄、地下鉄東山線の改札やバスターミナル等が設置されている駅東側や、東海道新幹線、 JR在来線、地下鉄桜通線、あおなみ線等の改札が設置されている駅西側において、リニアとの乗換も考慮し、 わかりやすい乗換空間を形成します。

【基本方針4】 リニア開業を見据え、行政と民間が一丸となって 着実に構想を実現する

(1) まちづくり構想を実現するため、行政がリーダーシップを発揮するとともに、行政と民間、   民間相互など様々な主体が連携・協働してまちづくりを推進する

■ 目標と進め方を共有してまちづくりを進める

【進め方イメージ】

●構想に基づくそれぞれの取組みについてプロジェクト調整会議(仮称)を開催し、調整・協 議を進めます。 ●それぞれの取組みにおいて、利用者等の視点も踏まえながら、整備計画等を定め、役割分 担を明確にし、行政・民間が協力して行動することにより、目標とするまちの姿を着実に実 現していきます。

【推進体制イメージ】

●まちづくり構想の推進について、幅広い視点からの意見を聴取するため、(仮称)名古屋駅 周辺まちづくり推進懇談会を設置します。公開の場で行われるこの懇談会において、構想 の進捗に関する情報発信、プロジェクト間の情報共有も行います。 ●プロジェクト調整会議(仮称)は、名古屋駅周辺地区のまちづくりの関係者を構成員とし、 取組み毎に必要なメンバーの参画のもと、調整・協議を進めます。 ●名古屋市は構想実現の中核として国や愛知県などと連携し、それぞれの取組みに対して主 導、実施、誘導、支援という役割を担っていきます。 ●ターミナル機能強化などを行政が主導し、着実に取り組んでいくことにより、民間や地元 の動きをけん引していきます。


鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(敬称略)

名古屋市 住宅都市局 都心開発部 リニア関連・名駅周辺まちづくり推進室 
TEL: 052-972-3986 FAX: 052-972-4171 電子メール: a3981@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp
〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号


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