Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

髙橋ファーム

ソメイヨシノと特攻隊

2017.07.29 03:57

大平洋戦争末期、飛行機に爆弾を抱えた

まま敵艦に体当たりする神風特別攻撃隊

では、ザクラの花をシンボルのように

扱った『桜花』というロケット式特攻

専用機がつくられてます。


最初の特攻隊(1944年レイテ沖海戦時)の

四隊は『敷島隊』、『大和隊』、『朝日隊』

、『山桜隊』と名付けられました。

これは、本居宣長の『敷島の大和心を

人問はば 朝日ににほふ山桜花』の歌から

取ったことは有名です。


しかし、歌には、はっきりと山桜と記され

ます。ヤマザクラはパット散る性質では

ありません。そして、この歌の『大和心』

の解釈は諸説ありますが、散る美しさを

説明したものではなさそうです。


ソメイヨシノが全国に広かったのは、

明治から大正にかけてです。

なので、サクラがパット咲いてパット散る

日本の心を表すのも、日本古来のものでは

ないかも…。