ヴァイオリンレッスン
5月25日 ヴァイオリンレッスン
・左手の練習(3段目)
夫の音程が低いと注意されたが、あとはとくに問題なし。
4指でミをとったあとで、ドが低くなりがちなので注意。
苦手な練習だが、今回は結構弾けていたと自分でも思う。
・カイザー3番(Kayser)
最初は、レガートでゆっくりと弾く。
音程の注意がところどころに入った。
とくに夫は、4指や3指を使う時に若い番号の指を浮かせっぱなしにしてしまう癖があるらしく(私は、D・G線で同じ癖がある)、先生に懇々と注意されていた。
オーケストラなどで速い曲を弾く時などにも、目印となる指を置かないと、音程が定まらないのだそうだ。
それから、最後の重音のファとラ。私はファの音が低く、夫はラの音が高いらしい。難しいなあ。
この曲にも、1番と同じようにいくつかの奏法パターンがある。7番(4分音符1つ+スラーとスタッカート付きの八分音符2つ)をしておきたいと先生に言われ、弾いてみる。スタッカートをスラーで弾く時は、人差し指を使い、つんつんと掘るように、突き上げるように弓を動かすとのこと。難しいなー、と思いつつ、先生の「つん、つん」のかけ声に合わせて、必死にこなす。うーん、なんとなくわかったような、もうちょっとやって身体に覚えさせたいような……。
先生に、「次回もやりたいです」と希望してみたが、「だめ。理解していると判断できたので、これでいいです。はやく次(のカイザー)に進めたいのー」と断られた。先生の中には、どのくらいの期間でどの程度進めるといった、青写真があるのかもしれない。
篠崎バイオリン教本2巻に載っている短縮版カイザーは、3巻と4巻にも続いているのだとか。「全36曲あるカイザーをすべて習得できたら、アマチュアオーケストラでも充分やっていける」と先生。「ゆずさんが45才になるまでには終わるわよ」。
ん? それって、篠崎教本2のカイザーを終わらせたら、次は篠崎教本3に進むということ? 3のあとは4?
先生は篠崎教本を好んでいると思う。基礎練習の時もそらでページを指定してきたし、ザイツのコンチェルトのボウイングも篠崎版で覚えていた。伴奏譜も篠崎版だった。考えれば考えるほど、篠崎な未来しか見えない。
新しいバイオリン教本3も半分ほど進んでおり、こちらも(時間はかかるだろうけれど)ちゃんと終わらせたい気持ちが、私にはある。教則本を中途半端な状態で放置するのは嫌だ。かといって、篠崎教本と並行してやるのは時間的に難しそうだ。2巻のカイザーが終わるのは当分先になりそうだが、そのあとはどうなるのだろう。
・ガボットⅠ・Ⅱ(J.S.Bach)
Ⅰは、私が1stで夫が2nd。Ⅱは、夫が1stで私が2ndを担当。
家での練習時、合わせられるようになるまで(私がリズム音痴のため)四苦八苦したが、合うようになってからはアンサンブルが楽しくてたまらず、夫をつき合わせてたくさん弾いてきた。
レッスンでも、萎縮することなく、練習通りに弾けたと思う。
ただ、1ページ目に「ガボットⅠ」、2ページ目に「ガボットⅡ」とタイトルが書かれていたため、それぞれが独立した(楽章が変わるような感じの)曲だと私と夫は思いこんでいた。Ⅰを弾いたあとにいったん楽器をおろし、「Ⅰはこんなものかな。よし、次はⅡを弾こう」と再び楽器を構えるといった感じ。
しかし、ⅠとⅡは2曲でひとつの曲らしい。Ⅰを弾き終えたあと、先生に、「あら? 続きは?」とつっこまれた。
あらためて確認したところ、ガボットは繰り返しの多い、それなりに長い曲のようだった。Ⅱが終わったあと、即座にパートチェンジしてⅠに戻るのも、慣れてないと結構難しい。
先生にまず注意されたのは、弾き方(弓幅や音量)を揃えること。とくに、夫の2ndの音が小さいので、もっと弓を使い、大きく弾いた方がよいそうだ。弾き方を揃えろって、前の先生にもさんざん言われたな。どの指導者から見ても、同じところが目につくのであろう。
それから、Ⅱの始めに、1stと2ndが同じフレーズを弾く箇所がふたつあるのだが、2回目が1回目にくらべて小さく、優しくなってしまっているので、しっかりffで弾くよう言われた。
個別では、夫はおもに音程と音量とトリルについて、私は、音程(1箇所)と8分音符の弾き方について指摘を受けた。8分音符が若干早く、そのせいでだんだんテンポが早くなっているのだそうだ。メトロノームを据えて練習するといいらしい。
ガボットは、次回も弾くことになった。
ちなみに、「きらきら星変奏曲」も見てもらう予定だったが、ガボットのレッスン中に先生が、「今日はきらきら星もなさいます? いいわよね、このままガボットを続けましょう!」とおっしゃり、なくなった。
アンサンブルは、6月から参加することになった。
5月下旬にも練習があるらしいが、この日は小学校で運動会があるため参加者が少なく、アンサンブルにならないのだそうだ。アンサンブルの参加者は、親子が多いのかもしれない。
楽器をしまいながら、いつか、Kアンサンブルサークル(こちらは、大人のみで構成されている。以前、発表会を聴きに行き、綺麗な音だったので感激した)に加わりたいと話したところ、先生に、「今からでも全然大丈夫よー」といってもらえた。もうすこし上達したら、あらためて申し出てみようかと思う。
次回のレッスンは、6月15日。先生が、今後は第1週と第3週のレッスンができなくなったとのことで、いつもより間隔が短い。しかし、ガボットはある程度は弾けるし、カイザーと左手の練習だけならなんとかなるだろう。
★ヴァイオリンの練習時間(2017年4月16日に記録開始)
4月
16日:2時間30分
17日:1時間30分
18日:1時間30分
19日:2時間
20日:1時間30分+レッスン1時間30分
28日:1時間40分
29日:1時間40分
30日:1時間20分
(計:15時間10分・累計:15時間10分)
5月
1日:1時間30分
2日:1時間30分
3日:1時間30分
4日:1時間
6日:1時間20分
7日:1時間10分
10日:1時間
11日:1時間30分
12日:1時間30分
13日:1時間
15日:1時間
16日:1時間20分
17日:1時間20分
19日:1時間
20日:1時間30分
22日:1時間
23日:1時間20分
24日:30分
25日:30分+レッスン1時間30分
(計:24時間・累計:39時間10分)