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稲妻

2017.06.01 15:18
稲妻は『稲の夫(つま)』という意味で,電光が稲に当たると稲が妊娠して子を孕む。
つまり電光は稲の夫であると考えられていました。

気象学的には,雷が多いとき,降水量や日照が多い,気温が高いなど,
稲の生育に都合がよく,昔の人は,雷が多いと豊作になることを経験的に知っていたようです。


『インターネットより』






経験的に知る、ということ

その感覚の鋭さ



手が知っている、肌が知っている、ということ

その暮らし

暮らし方



純粋に、心の奥で感じる感覚

自分ではないものに軸を譲らず、良い悪いの判断を抜け、ただただそのものを感じることができる場所。




そこでの対話




あまりの孤独に、震えがきそうなほど深いところ





稲妻の光を見ながら

その風を感じながら

その少しまざる土の匂いを感じながら

稲を揺らす風の音を聞きながら

枝がしなり、葉が吹かれ音を出し

風が時折運ぶ雨の匂いを受けながら





その場所に届きそうな感覚






深い呼吸と共に、降りて行く