スリランカの結婚式が日本と全く違う件について

私は、スリランカで結婚式をあげたのですが

結婚式に対する価値観というか、

考え方がやっぱり全然違いまして驚きの連続でした。

まず、日本だと100人以上ゲストを招待して

大規模にやる結婚式ってそうありませんよね。

ご祝儀も3万円以上包まないといけない

暗黙の了解システムもあり、参列者にも負担になることから

親族やわずかな大切な友達だけ招待する人がほとんどです。

ご祝儀貧乏という言葉があるほどです…

しかしスリランカは、日本のようなご祝儀システムもなく

好き勝手に買ってきたギフトをプレゼントしたり

5000円程度のお金を持ってくる人がほとんどです。

参加者にとっては、美味しいホテルの料理が食べ放題

冷房の中快適、ダンスや歌で楽しい

といった、最高で最強の場所なんです。

だから、皆結婚式に行くのが大好きです。

そして、

スリランカの見栄を張る文化が露骨に出るのが

結婚式でもあります。

結婚式を2回、3回行うのが一般的で

毎回200人を超すゲストを招待します。

（人にもよると思いますが平均200人前後です）

1回の結婚式をビックにする人もいるようで

そのような人は参加者500人越えもあったそうです。

こうなると、もう誰が誰だかわからないですし、

重要な人と話もできない。

結婚式という名の、

第三者に向けた

テレビ中継生放送のような状態になります。

招待する人は、

両親の会社関係の人、近所の人、遠い親戚、学生時代の友達片っ端から

などなど、全然重要人物ではない人も招待するそうです。

また、あの人は招待されていたのに

私はされていない

などの嫉妬や妬みがあるらしく

招待者には最新の注意を払わなくてはならないようです。

私も旦那さんとその家族と話し合い

1回の結婚式で済ますこと

招待者も絞るために150人までしか収容できないホテルを

予約することで決定しました。

150人、、、それでも私にとっては多かった…笑

やはり、旦那さんの親の世代は兄弟も多いそうで

親戚がほぼを占めていました。

近所の人はいなかったです。笑

しかし、ホテル内の内装、飾りつけは

とても綺麗にやって頂けました。

スリランカで結婚式をあげるうえで

準備などをしていましたが

予定通りにならない事がほとんどで

ドレスも結婚式1日前に仕上がりましたが

なんとか当日は綺麗な姿をお披露目することができました。

当日飾りつけしてくれた会社さん

本当に感謝です。

色々あったけど、一瞬だった1日。

結婚式って桜のようなものだなと思いました。

長い先月をかけて育てたものが

一瞬で舞ってしまいます。

しかしそれが美しいものだったら

人々は満足して帰っていく。

今となっては、もう一度やりたいくらいの気持ちです。

日本に帰ったら、写真だけでも又撮りに行きたいです。