〜 皮脂は肌に必要不可欠 〜
皮脂の過剰な分泌は、脂性肌やニキビ、吹き出物などの原因になる…
なので、多くの方々は皮脂に対して「汚れ」というような、
良くないイメージを持っている人が非常に多い。
メーカーさんのCMの影響も大ですが ^^;
でも、皮脂は悪者じゃなくて、皮脂が作り出す薄い皮膜によって
「皮膚を守る」健康な肌作りに欠かせない存在であり
様々な影響から皮膚を守るための味方なのです。
皮脂とは皮膚の内側で脂質を蓄積する皮脂腺から分泌される 脂質成分で、
主な成分は中性脂肪、それが毛穴を通り 皮膚の表面に押し出されます。
皮膚表面に分泌された皮脂は汗と混ざって、 皮膚表面を覆う皮脂膜を作る、
これが皮膚のバリアとなります。
皮膚の表面を覆っている皮脂膜は、
皮膚から水分が蒸発することを防ぐフタの役割をし、 皮膚や毛髪にうるおいを与えてくれます。
また、外部の刺激から皮膚や毛髪をガードしてくれる働きがあり、
さらに、皮脂が皮膚に常在する細菌によって分解されることで 脂肪酸が生じ、
肌を弱酸性にする作用もあります。
肌が弱酸性の状態を保持していると、雑菌が繁殖しにくくなり、
肌の環境を守ることにつながります。
皮膚における皮脂の役割
• 美肌作用…肌にうるおいや柔軟性を与える
• 保護作用…角質層が過剰にはがれるのを防ぎ、肌荒れを予防する
• 保湿作用…体内の水分が蒸発するのを防ぎ、水分をキープする
• 殺菌作用…肌を弱酸性に保ち、雑菌が繁殖しにくい肌を作る
皮脂の分泌量は、性ホルモンの影響を大きく受けます。
思春期から成人にかけて多く分泌され、 女性は20歳代をピークに減少します。
男性は20~40歳代にピークを迎えた後、 加齢とともに減っていきます。
皮脂の分泌が適量の場合は皮脂が肌環境を守ってくれますが、
皮脂の分泌が減少すると皮膚の水分が蒸発して乾燥し、 しわや肌荒れのほか、
アトピー性皮膚炎などを 引き起こすことがあります。
反対に、分泌が過剰になると、 皮脂を好む常在菌が増えて脂漏性湿疹やニキビ、
吹き出物などができやすくなります。
皮脂の分泌が多すぎても少なすぎても、 肌への悪影響が見られます。
うるおいのある美しい肌を作るためには、 肌の水分を保持することが大切になります。
肌の水分を保つためには、皮脂の働きが必要不可欠です。
洗わないと気が済まない、
という意識が元で 安価で強力な鉱物系の洗浄剤による洗浄により
皮膚表面の皮脂が減少しバリア機能が低下する。
程よく洗浄できるというような洗浄剤でも、 回数多く洗浄してしまえば、結果的に取りすぎます。
確かに洗浄すれば、気分は良くなるし 肌や髪は軽く感じます…が、
その気持ち良さは、 皮膚的には乾燥状態なのかもしれません。
ただ単に、気分と習慣に促されるのではなく、
もっともっと、自分の五感を働かせて 自分のベストコンディションを探しましょう。
安全のこだわり製品販売だけでなく、
使い方のアドバイスなどもしていますので 問題を抱えて解決策をお探しの方は、
ぜひお気軽にご来店ください。
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