上音威子府駅　看板設置

上音威子府駅跡の修繕と「駅名標」の復元を行い、当時上音威子府地区に住まわれていた方を来賓にお招きし、2015年8月4日に「看板設置除幕式」を開催しました。

これまで、自分たちで草刈り作業等を継続して行っていましたが、2015年には「プラットホーム整地」と「上音威子府駅名標（看板）設置」を地元業者等に依頼をし、実施しました。

プラットホーム上は草刈りをしていても、笹やイタドリの根がひどかったため、重機で撤去した後に、新たに砂利をいれて整地しました。

上音威子府駅名標は、残念ながら本物は現存しないため、当時の写真等を参考にしながら、本物の駅名標を作成している道内企業に依頼をしました。

また、駅名標枠作成は地元業者に依頼し、設置は村の方にもご協力いただきながら行いました。

8月4日、かつて上音威子府地区に住まわれていた村民の方を来賓にお招きし、さらには村内外からも多くの人にお越しいただき、看板除幕式を行いました。

現在は、上音威子府地区に住まわれている方はいませんが、かつては駅前に商店や民家があり、また近隣には小学校、北海道大学研究林事務所があるなど、人々の営みがありました。その地域の歴史を示す一つのモニュメントとして、『上音威子府駅名標』が建てられています。