船橋東 vs 東京学館 ハーフタイム~後半
前半を0-0とスコアレスで終えた両チーム。東京学館はメンバーの入れ替えのせいか、初戦の入りの難しさのせいか?思うような試合運びが出来ていないように思いました。船橋東からすると、もちろん守りの時間、耐える時間が多かったものの、決して得点のチャンスが皆無だったわけではなく、1部チームと3部チームの対戦としては、十分に組み合えている、という実感があったのではないでしょうか?
非常に日差しの強い中、増してや人工芝の上という、選手にとっては過酷な条件。マネジャーのみなさんのこころづかいも、選手の力になりますね。
あと40分、前半のように耐えながらチャンスをうかがうわけです。やりきれるのか?船橋東イレブン
おなじみの走り出す学館の円陣
さて、後半スタート
さすがに東京学館、初戦の硬さはとれたか、前半は崩しにこだわってた感がありましたが、後半は結構シュートをバンバン撃ってきます。
選手が傷むシーンも。
慣れない人工芝のピッチでのプレイということもあり、疲れはピークだと思います。足がつるシーンも。とにかく、東京学館の攻めを、集中力あふれるプレーで跳ね返し続ける船橋東イレブン。得点を許しません。
しかし船橋東のカウンターも時折するどく相手ゴールを脅かします。
コーナーキックからの得点機
切り札の17番も投入。
監督の檄にこたえて、選手は奮闘します。
全部撮ってはいませんが、相当長い時間を東京学館に攻め続けられていました。
そして、千載一遇のチャンス
振りぬいた左足から放たれた放物線は、東京学館ゴールへと向かいました。
だが、しかし、
わずかに触れたゴールキーパーの指先。
こぼれに17番が詰めるより一瞬はやく、ゴールキーパーがキャッチ。
ほんの僅かでした。反応したゴールキーパーを褒めなくてはなりません。
このチャンスを逸し、後半、のこりATは、東京学館の猛攻を耐え凌ぎます。
短いはずなのに、なかなか笛は鳴りません。ベンチからピッチの選手を鼓舞する声が!
死力を出し尽くした80分間。やっと笛が鳴ります。勝てなかった。けれども負けもしなかった。おもわず目頭が熱くなるのを感じます。しかし、引き分けはありません。まだPKでもありません。そう、選手の精根が尽き果てんとする中、灼熱の延長戦へと突入するのです。