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Waiiha Picturesque

あらかわ号に乗って

2021.11.30 13:05

令和3年11月30日(火)12時00分。天候は良好。

僕たちは自転車に乗って、思い出のゴルフ場を横目に

「荒川下流河川事務所」に向かう。

荒川放水路右岸の景色は、午後の日差しと水辺の緑が遊んでいる。


僕が登録をしている「荒川情報レポーター」の船上見学。

12時30分に到着。12時45分に「岩淵緊急船着場」より

「災害対策支援・巡視船 あらかわ号」に乗船。

旧岩淵水門・赤水門前の桟橋にて。

船内にて「荒川放水路(約80年前に人間がつくった人口河川)」の説明、

船舶の航行時に発生する「航走波」等による水際の浸食より減少した

繁殖環境を保全する「ヨシ原や干潟の再生事業」の解説などなど。


超過洪水対策「高規格堤防整備事業」の説明を受けたら、甲板に上がる。


13時50分。「荒川ロックゲート」に到着。

荒川と旧中川の水位を調整する「日本最速の防災閘門」は勇ましいぜ!


見よ!この「ロックゲート」の堂々たる面構えを!

ロックゲートを「通船」し、荒川と隅田川に挟まれた旧中川へ。

これにより「江東デルタ地帯」への水上交通も確保された。


通船を終え、再び荒川へ。

名残り惜し気に「荒川ロックゲート」に向かって手を振ってみる。

そして、僕たちを乗せた「あらかわ号」は、ゆっくりとした速度で、

岩淵緊急船着場まで川面の上を走り続ける。


あらかわ号を下船し、荒川の洪水記録を写真におさめ、

「荒川治水資料館(アモア)」の見学に向かう。

因みに左側の上から3番目が令和元年の台風19号の記録。


すべての行程が終わり、荒川下流河川事務所にふたりで自転車を取りに行く。

「赤水門。撮りに行こうか!」

「いいね!土手に上がって記念に撮ろう。」お互いが、微笑みあっている。

「あ!降ってきた!」

「予報じゃ…。なんで、こんなに早くふるんだよ…。」

ふたりの余韻も置き去りに、ひたすら自転車を漕ぎ、一目散に自宅に舞い戻る。


【おまけの写真】

当日いただいた資料の一部。

※船内で説明を受けて、49年間も荒川土手のそばに住んでいながら、

今更、知って衝撃を受けたこと。

荒川河川敷のサイクリング&マラソンロードと思っていたところは、

本当は、『緊急用河川敷道路』なのだということ。

いや~!知らなかったよ!ビックリしたね!これを知ったからには、

皆さんにもお知らせして「ゆずりあいのルール」を告知するぞ。