True forgiveness
真のゆるし/True forgiveness
壮大なタイトルではありますが、真のゆるし、このことを知り、実践しようとはじめたのが、Gary Renard 氏のThe Disappearance of the Universe やそれに続く同氏の著書、そしてA Course in Miraclesに出会った頃、2003年にイギリスに来て1,2年たった頃でしょうか。途中Eckhart Tolle氏の著書にも出会いながら、様々な方向からこのTrue Forgivenessを実践するようにいつも心がけてきました。真のゆるしの実践をうまくやってきたのかどうかはわかりませんが、それでも常に心がけるようになってからは十数年がたち確かな一歩一歩を進んでいるようには感じています。わたしにとってTrue Forgivenessの実践はもう日々の暮らしの一部分になり、また自身の心の中での学びであるので、同じように学ぶ友人とたまにシェアする以外では、ほとんど話すことはありませんでしたが、今日はこのことについて書いてみようと思いました。
True Forgivenessは本質を見抜くということにも通じることであり、自身や他者、すべての本質を知るということでもあるかなあと感じます。Knowing yourselfであり、Knowing about yourselfではなく。。。Knowing yourselfというのは本質を知るということ、本質であること、ですが Knowing about yourselfというのは、個々人の内容について(名前、職業、性格、感情、肉体、生活環境、人間関係、過去未来などなど)であって、本質とは一切関係がない、というような内容でEckhart Tolle氏の著書に書かれていますが、わかりやすいなと感じました。
こちらのブログで以前この世は幻想というような内容の記事を書かせていただいたことがありますが、それでもこの世界の在り方や、人間関係、日々起こる出来事などを通して、自身の心が乱れることなどは普通にあります。まだまだだなあと感じることや、まるで逆方向にいっているのではないかな?と感じることさえ。。。100%いつも穏やかにいられるわけではありません。真のゆるしが試される場面や状況はいつでもどこでもあるようにみえますし、目を逸らしてはいけないことだとも感じています。幻想だからといってそういったことに無関心であることと、True Forgivenessは全く別のこと、というインスピレーションもしっかりやってきています。だからといって、その場面や状況を真実であると判断し反応するのではなく、慈悲や愛のこころで本質を見抜く、、、それが本当に必要になってきます。
わたしがいつも師と仰ぐ存在(アセンデットマスターであり、心の中では親しみを持ってUncle Jと呼んでいる、Jesus。こちらは宗教上のJesusではありません。)にお願いしているのは、彼と同じようにいつも真のゆるしとともにいられるように、実践してけるように、ということです。わかっていないマインド、眠っているマインドを導いてほしい、ということです。
True forgivenessは実際に何かが起こった、誰かが何かをやった、ということをゆるします、ということではなく、何も起こっていない、あなたの本質はそれではない、と心底知っていることがベースにあります。自分に対しても他人に対しても(これは究極には同じことでありますから)別の言葉でいうと真のゆるしはこの次元をベースにしていない、という感じでしょうか。最終的に様々な次元のゆるしやヒーリングにつながるのでしょうが、それを本当の目的とせず、とにかく本質のみにフォーカスをしているという。。。うまくいえませんがすべてを含み越えている。。。そしてそれだけである、という。
最後に、Jesusが言ったといわれる言葉を記載しておきたいと思います。この季節だからでしょうか、なんだかUncle Jの愛をとても深く感じます。
Forgive them for they know not what they do