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長電話をするのがキライ

2017.06.04 14:30

男の心理学



“長電話をするのがキライ”

~男が電話で話す目的は「用件を伝える」こと~




「用件」だけで済ましたい

僕たちの日常生活において、電話は重要なコミュニケーションツールです。ところが「まだ伝えたいこと、話したいことがあるのに、どうしてすぐに電話を切りたがるの?」と不満を抱えている女性も多いのではないでしょうか?そもそもコミュニケーションには2つの働きがあります。1つは、目的を達成するための手段や方法としての「道具的コミュニケーション」。もう1つは、自分の気持ちや感情を表すための「表出的コミュニケーション」です。普段の会話はこの2つを織り交ぜながら行われていますが、女性の電話での会話は表出的コミュニケーションで行われることが多いと言われます。電話で1時間以上話をしたことのある人は多いと思います。それは電話を「気持ちや感情を伝え合うツール、不安や悩みを解消するツール」として捉えているからでしょう。会って話すことと同じように電話を活用していることになります。一方で男性は、電話を道具的コミュニケーションであり情報伝達のツールと捉える傾向にあるため、用件を伝え終わるとすぐに電話を切ろうとしがちになるのです。


会うことで刺激される男脳

更に、男性が長電話を嫌う理由には男女の脳の違いも大きく影響していると考えられます。男性は女性と比べて、視覚で物の距離や方向などを察知する空間認識能力に優れています。一方、女性は男性よりも言語活動を司る言語中枢が発達しています。つまり、男性は視覚で相手を認識しなければ脳が刺激されないため、「長電話をするくらいなら会った方がいい」と思う人が多いわけです。ただ、付き合う前や付き合いの浅いうちは、相手のことを知りたいと思う欲求から、男性も長電話をする傾向にあるようです。