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モノに執着して集めたがる

2017.06.04 15:00

男の心理学



“モノに執着して集めたがる”

~よいモノを持てば強くなれると思う本能~




男はコレクター

モノをコレクションする男性を疑問に思う女性は数多くいるのではないでしょうか。モノへの執着や価値観には男女で違いがあります。男性は日常的に使うモノではなく、珍しいモノや感情移入したモノを集める傾向にあります。例えば、アニメグッズ・フィギュア・美術品・骨董品・鉄道模型などです。鑑賞するためだけにモノを集める人たちのことを「コレクター」といいますが、その行動の裏には「俺は凄いモノを持っているんだ」という優越感や、集めることで感じられる達成感がカタルシスとなる・・・といったことが隠れています。また、このような男性のモノへの執着や収集癖は、狩猟時代に猟を行っていた際に、武器にこだわった習慣が引き継がれてきたものだと考えられています。このモノに対する価値観は男性の本能といえるのかもしれません。一方で女性はバッグやアクセサリーなど、日常生活で自分と密接なモノを集める傾向があります。これは自分を綺麗に華やかに飾りたいという気持ちからくるものといえます。



コレクターに見られる3つの心理

コレクターの心理には3つの要素が考えられます。1つは「完全主義」です。例えば、全12種類のモノがあるとすれば、12種類の全てを集めたいと思うことです。次に「同属優越感」です。特に同じ趣味をもつ相手に対して、彼らが持っていないレアなモノを手に入れることで優越感を感じることが出来るのです。最後に「強迫観念」です。「集めるからには全部制覇しなきゃ」というように、買うのを止めようと思っていても不安が襲い、買うことを止められないのです。中でも「同属優越感」は、通常よりも高い金額を支払ってでも手に入れたいという欲求を駆り立てるので、男性向けのマーケティング手法として利用されています。