お祭り騒ぎのローマへ【2017.5-6ローマ&プラハ】
6月1日、プラハを出てローマに戻る。
シェンゲン協定国内なので入出国審査はないが、手荷物検査は相変わらず厳しい。
関空、アムステルダム、ローマではスルーされたNIVEAのクリームがプラハではNGで取り上げられた(`Θ´)
顔面クリームがないと乾燥して大変なことになるので、ローマに着いた瞬間、スーパーで購入。
3.5€くらいで、日本より安いように感じた。NIVEAがドイツの企業なのでやっぱりヨーロッパ圏で買うほうが安いのかな?
ついでに日本でお留守番中のマイオットにお土産の服をいくつか購入。イタリアのお洋服は細身で出来ているのでサイズには気をつけないといけないけど、日本人男性の体型には結構合うような気がする。
オシャレなデザインだけど1着20€もしないようなシャツが転がっていて、人の服選びだけどなんとなく楽しい。
プラハからローマに戻ったこの日は、観光客で大賑わいの中心地を離れ、トラステヴェレ地区へ。そこで大量の服飾品を購入し、ホテルの部屋でファッションショーをしばし楽しんだ後、ディナーはなぜか中華(笑)
翌日、6/2がイタリアの共和国記念日ということでローマはマックスのハイテンション状態だった。
翌朝、コロッセオからヴェネツィア広場に繋がるフォーリ・インペリアリ通りで軍のパレードが行われると聞き、朝から歩いてヴェネツィア広場へと向かった。
すごい人だかりでほとんど見えない¯( ˘–˘ )/¯
夏のバカンスシーズン直前のヨーロッパは各地で様々なイベントがあり、とにかく欧州人観光客で賑わうためアジア人のわたしは埋もれてしまい、なかなか写真が撮れずに困った。
1946年6月2日、国民投票によって王制から共和国制に変わったイタリア。そのため、毎年6月2日はローマだけでなくイタリア全土が祝日となり各地でお祭りが行われる。その中でもローマは首都なのでパレードの規模が違うらしい。
式典が9時頃から官邸のあるクィリナーレで行われ、10時過ぎにパレードが始まる。
1時間ほどインペリアリ通りでパレードを観たあと、混雑を避けるため共和国広場方面へと歩いたが、その途中でも騎馬隊によるパレードなどに出会う。
本物の軍隊なのだが、そこはイタリア人。カメラを向けるとコチラに顔を向けて、中には笑顔を見せてくれる人もいた。
やっぱりお茶目(笑)
ナースによるパレードも発見!
さらに、パレード開始時刻と終了時刻には、それぞれ空軍によるエアショーもあり、ちょうど国旗カラーの煙を出す瞬間を見ることができた。
そのあとはお土産のネクタイ探し。
露店で5€のネクタイ数本と、紳士服店でしっかりとしたネクタイをオーナーのおばちゃんに見繕ってもらった。
とても気さくなおばちゃんだったので、色々お喋りをして、最後には折り紙の鶴の折り方を教えたりとコミュニケーションを楽しんだ。
続いて通りに並ぶ紳士服店で、今度は靴を購入。
サイズ感が分からないので、靴を売り続けて47年というおじいさんにアドバイスを貰いながら選んだ。
125€と99€、そこまで高くはないけれど日本ではなかなかその値段では手に入らない素敵なデザインの靴をゲットして大満足。
(わたしのじゃないけど笑)
共和国広場(Piazza Repuplica)からヴェネツィア広場(Piazza Venezia)に続くナツィオナーレ通り(Via Nazionale)は紳士服屋が多いので男性のお買い物にオススメの場所だ。
イタリアへ行ったら、ブランド物も安く入手できるが、せっかくなら日本で買えない安くて良い物を探したい。
お買い物のあとは、ヴェネツィア広場からタクシーでトレビの泉へ。
コインを投げて再訪を願う。
疲れ果てて眠りたかったが、母の友人でもあるホテルマンのおじさんが夜景撮影ツアーに連れ出してくれたため、夜中2時頃まで散策。
真夜中なのに人がたくさんいて、みんな元気だなぁとショボショボの目をこする母娘。
そして帰国日。
空港へ行く途中で日本人が経営するラーメン屋を発見。
ローマ郊外へ続くOstienseという大きな道路沿いにある。
今年1月、フィレンツェで知り合った日本人女性に教えてもらったのだが今回は行けず。
場所が分かったので来年は必ず行こうと思っている。
日本に帰国してから、イタリアで購入したお洋服を見るとその色鮮やかさに驚かされる。
今年の夏は花柄と黄色、ピンクなどパステルカラーが流行りのようだ。
結婚式のあとの食事会はこのスタイルにしよう、と決めて写真撮影。
イタリアの服って地味なようで、昔から変わらないシンプルなデザインが今の日本ではとてもクラシカルでオシャレに感じる。
ローマ&プラハ旅は思い出が多すぎて、一気にブログにまとめるのは大変だが、総括して新しい経験をたくさんすることが出来、実りの多い旅だったと思う。
来年の1月にまた行くので、そのときまでに今度こそイタリア語をちゃんと勉強しよう!