【映画】23年の沈黙
製作年度: 2010年 上映時間: 114分 ジャンル: サスペンス 監督: バラン・ボー・オダー 出演: ウルリク・トムセン ヴォータン・ヴィルケ・メーリング 【概要】 13歳の少女が失踪し、麦畑で自転車が発見された。23年前の同じ日、同じ場所で、自転車に乗った11歳の少女ピアが暴行され殺されていた。事件は未解決のままだったが、元警官クリシャンは、同一犯の仕業と確信して捜査に乗り出す。一方、23年前にピアが殺害されるのを傍観していたティモは、町を逃れ名前を変えすべてを封印して幸せな家庭を築いていたが、今回の事件で忌まわしい過去に引き戻される。吸い寄せられるように町に戻ったティモは、ピアの母親の元を訪ねる…。 【感想】 意味不明な作品です。 冒頭・・・ 車に乗った二人組の男。 途中人気のない道路で自転車に乗った少女を発見。 運転席の男が少女を草むらに連れ込み暴行。 助手席の男(ティモ)は車の中で待機。←何してんのこの人 暴行中に暴れる少女を殴って殺害。 ティモ、車から降りて少女のヘッドホンを拾う。 殺人犯、あわてて少女の死体をトランクにしまい、少女の自転車とバッグを草むらに捨てる。 ティモも車に戻り、殺人犯に注意されてヘッドホンを窓から投げ捨てる。 場面変わって、殺人犯が車の掃除をしていると、ティモはバスに乗ってどこかへ去る。ここまでティモ無言。2人の関係も不明。 ---ここまで23年前の出来事--- そして、23年後の同じ日に同じ場所で少女の自転車と血痕が発見されるのですが、事件を知ったティモ(結婚して子供2人いる)の行動がまたも意味不明。 というか登場人物の行動が皆ちょっと常識外れなんですよね。ティモなんか23年前の犯人しってるのに通報もしてないし(むしろ庇ってる?)。妻と子供がいる自宅のパソコンにパスもかけないで児童ポルノが入ってるし(元刑事が家にきて3分でみつけた)。 妊婦の刑事とか5ヶ月前に奥さんを癌で亡くした刑事とか、23年前の被害者の母親と当時捜査員で今は引退している元刑事がいつのまにかできちゃってたりとか、どうでもいい設定が多いし。 挙句の果てに、犯人捕まってないのに事件は終了したとかいって捜査終了しちゃうし。 犯人の動機がまたおかしすぎるし。 なんなのこの映画って感じです。 変態と無能な警察を描きたかったのかな。 【評価】 ☆☆☆☆☆☆☆☆ 0点。点数あげるとこがないや。