【何切る】その1
自分で問題を作るのが苦手なので、このブログでは「何切る」系の記事をあまり書く機会が無かったのですが、「ClubNPM 何切るブログ」という日本プロ麻雀協会のブログから問題をパクればよい事に気がついたので、これからは定期的に「何切る」記事も書いていきたいと思います。 では早速第1回目。 出題元ページ↓ http://ameblo.jp/clubnpm/entry-11766434138.html 日本プロ麻雀協会ルール 東1局 西家25000点持ち 5巡目 ドラ
七八(566)1234579北北 ドラ北 ターツオーバーな手ですね。5ブロック理論なら
七索切りが正解となるのでしょうが、自分の場合、この形なら
六筒を切り、一気通貫の可能性を残します。 高打点を狙ってイッツー目を残すというより、仕掛けられる形にしたいという理由の方が大きいです。 ※因みに、上家が索子のホンイツ気配とかだったら(5巡目でそれが判断できるかどうかはおいておくとして)、 チーさせてもらえる確率が減りそうなので
七索・九索を切ります。 6ブロックに受けた場合のデメリット(
六萬・九萬・三索・六索を引いてイーシャンテンになった時の受け入れ枚数減)よりも、仕掛けて手を進められるメリットの方が大きいという判断です。 なので、
六索・八索が出たらチーします。
八索からチーすると将来
七八九12345北北 チー879 このような片和了りの聴牌になる可能性が残りますが、和了れない方の
三索を自分で1枚使っている分
六索を引く確率の方が若干高いので、こういう場合は片和了りを気にせずに積極的に仕掛けます。 片和了りになるのを嫌って
八索からは仕掛けないのであれば、最初のリャンシャンテンの時に
七索を切って5ブロックに受ける選択をした方が良さそうです。 東一局で満貫以上が見えるリャンメン3つのリャンシャンの手を鳴いて3900点にしてしまうの? と思う方もいると思いますが、自分の中では「リャンシャンテンってそんなに偉くない」のと「3900点って結構高い」と考えているので仕掛ける選択は十分ありえます。 今回の牌姿の場合、仕掛けてからも満貫、跳満になる可能性が残るので仕掛けやすいですね。 例えば
八索をチーした後に
北がでたらポンします。
七八12345 ポン北北北 チー879 萬子を落としてホンイツに染め、イッツーが絡めば跳満になりますし、場合によっては
九萬をチーしてチャンタドラ3にする選択もありえます(
九萬チー後に生きてるヤオチュウ牌を引いてこなければならないのであまり採りたい選択ではないですが。
九萬チー後
を切ると
一索チーして
一索単騎の聴牌が喰い変えになってしまって取れないので、