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【引っ越しポスト】第七官界ペタイ豆彷徨 その1

2017.06.06 13:23

※およそ3年前、別のブログで書いたものをまったくいじくらずにこちらにまとめ直しています。

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2014年12月28日


ある日。


お客様訪問に同僚(マレー系男子)と出かけた車中、マレーフードの話になった。



  私 

 “So, what are you having for dinner tonight?" 

「ところであなたの今日の夕飯は何?」

(※マレーシアでは Apa makan? 何食べた?は「おはよう」みたいな挨拶で、食事の話は特によくします)




同僚A

 “ I don't know....may be sambal something."

「わかんないけどたぶんサンバルの何かだろね」


      

  私 

”You have so many kinds of sambal dishes か!”

 「そんなにサンバル料理があるのか!」




同僚B

 “ Sambal ikan bilis, sambal udang, sambal ayur, sambal sotong, sambal petai.....”

 「イカンビリス(アンチョビ)、海老、野菜、イカ、ペタイ....」




同僚A

 "Oh, I love sambal petai.......!"    

 「サンバルペタイ俺大好き!」




  私 

”What is petai? I've never heard of it." 

「ペタイて何?聞いたことない」



同僚A

 “ It's bitter and stinky beans, but you know, it gives you so much power, especially for night!"

「 苦くて臭い豆なんだけど、特に夜の部に元気をくれる豆なんだ!」


同僚B

 " It will be nice when you go to Thailand or Batam”

「タイとかバタム(インドネシア)に行ったときはいいかもしれないけど笑」




二人がやたら盛り上がっている夜の部の効果についてはこの際おいておくとして、私は「臭い」というところでピーンときた。このペタイとかいう豆、絶対私好きに違いない。



私は「そんなの絶対食べない!」という人が必ず一定数いるけどしかしながら熱烈なファンもいる、という食べ物がとにかく好きなのだ。



以下私の好きな食べ物ベスト5(2014年12月27日現在暫定)。

1位  生牡蠣

2位  馬刺

3位  ホヤ

4位  パクチー

5位  チーカマ

会社に帰ってマレー系の女の子に聞いたら、彼女も家でよく作るという。

彼女がレシピを書いてくれた。



材料:

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   bawan たまねぎ

 cerai レモングラス

 cili giling チリ

 asam jawa タマリンドペースト

 gula 砂糖

    ajinomoto 味の素

 udang  海老

    petai ペタイ豆



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作り方:

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海老とペタイ豆以外をすべて油で香りがたつまで炒める。

海老は固くならないように最後に加える。ペタイは生くらいでちょうどいい。

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ちなみに味の素はマレーシアでもかなりメジャーです。スーパーだけでなく個人商店にも置いてあるし、味の素の営業努力はほんとにすごいです。



「今夜作ってみたいと思う!」と言ったら、「作ったらFacebookにアップしてね!」と言ってくれた。あと、スーパーで売っている剥き済みのペタイ豆は less power(パワーが足りない)だが、you can try.だそうだ。さや付きは市場なんかでしか売ってないらしい。



その日は前のめるように定時に上がり(いつもだけど)、近所のイオンに急いだ。さー、買うぞ。しかしでかい店内で目当てのものを探すのが大変すぎる。



Asam Jawaって英語ではTamarindo juiceってネットに書いてあったけど、あるのはジュースコーナーなのかなんなのか?



店員を探して聞こうかと思ったけどこんな日に限って誰もいない。大きめの子供が二人も入りそうなカートを押して、ぐるぐる探しまわる。やっと店員さんを見つけ出し、全部場所を教えてもらって会計が済むまで1時間かかった。おそらく店内を3周はしたと思う。



店員さんは「まー、あなたがsambal petaiを作るの?」とびっくりしてくれ、親切に場所を教えてくれた。



ふー。

これがこの日の買い物。



カップに入っているのがAsam Jawa.

店員さんのおすすめでBelacanという魚醤の固形版(えび味)というのも買ってみた。むきペタイはこのパックで6リンギちょっと。



先週Kuala Selangorで買ってきた大きなえびがあるので、それを加えて正確には、

Sambal udang petai

(えびとペタイ豆のサンバル炒め)

を作ります。



↓Assam Jawa



で、言われたとおり作ってみたら、おいしくなくはないけどなんかたぶん間違ってるな?って感じ。





直感でしかないけど、たまねぎを焦がしすぎたんだろうし、えびが大きすぎ、頭も取るべきだったかも。

それにしてもペタイ豆の美味しさにはびっくりした。



クセのある味で、超私好み!!



ペタイ豆は食べるときはそれほど臭くなく、ゴーヤほどじゃないけどそれに似た少し強めの苦みがあり、ビールにピッタリの味だった。日本にない味だけど、好きな日本人は多そう。酒好きの仲間に紹介したい。イタリアン風にアリーオ・オリオ風にしたら?とかいろいろ想像がわく。



知ってしまったからには後戻りはできない。この道を極めるのは私の宿命ともいうべきであろう。



ちなみに同僚が送ってくれた彼の奥さん作のサンバルはこんな感じ。


ジューシーでおいしそう!!




「私はひとつ、人間の第七官にひびくようなペタイ豆料理を作ってやりましょう」




冒険は、つづく。