父の事。
私の父はとてもいい人です。
若い頃、幼馴染が私が父の話をする度に
「いいお父さんやなぁ」と何度も言ってくれました。
その度に、私は心の中で「そうかなぁ?」と
もうひとつピンと来ませんでした。
確かに、悪い父ではなく、真面目に働いて家事までしてくれる面倒見のいい人でした。
それから私が27歳頃に精神疾患になり、
父に不信感を抱くようにたりました。
私が病気になったのも、父が私を過保護に育て過ぎて、一人っ子という事もあり、自由がありませんでした。そして、弱い人間になったと最近まで思い込んで、父の事を激しく
憎んでいたものです。
でも、元来【依存気質】なので自立が出来なく、精神的にも経済的にも依存していました。
そんな父も3年ほど前から身体が弱り、入退院を繰り返すようになり、面倒見の悪い私には
負担でした。
可哀想に思う事もありましたが、いっそこのまま入院してくれて、父の年金で暮らせたら…と【人間失格】な事を考えるようにも
なりました。
でも、その父も5月24日に再入院して、今では
病院生活も慣れて来て、家に帰ってからも
排泄に自力で行けるか自信がなくなったようです。
毎日面会には行っていますが、「早く家に帰りたい」とは言わなくなり、入院生活が楽になって来たようです。
そして、父が本当に私の事を娘として愛してくれていた事を実感出来るようになりました。
父が皆んなが言うように、本当にいい人だと実感出来るようになりました。
父が本当にいい人だと思えるようになったのはこの2〜3週間の出来事です。
ブログなどで父の事を書くと、やはり皆んな
「いい人」だと言ってくれるようになり、
ウケが良いのです。
それでも、私には「そのいい人が問題なんだ」と思わずにはいられませんでした。
父が5月24日に再々入院して、今は父も
「家に帰ってからもトイレに一人で行く自信が無い」と言うようになりました。
毎日、仕事帰りに面会に行き、缶コーヒーのブラック(ホット)を差し入れすると
美味しそうに飲んでくれます。
父に感謝出来るようになれたので
私も気が楽になりました。
皆さんが「父がいい人」だと言う気持ちが分かるようになりました。
本当に父はいい人なんです。
父を憎んだのも、「遅い反抗期」だったのかもしれません。
そして、「遅い反抗期」から抜け出せて、
父も私も本当の意味で、「いい親子」に
なれた気がします。
27歳から54歳の今まで苦しみました。
そして、その苦しみは無駄では無かったと
今つくづく思います。
私は父が大好きです。
そして、父を最期まで面倒見て、看取ってあげたいです!
苦しみは無駄では無かったと、思える今は
「幸せ」です。
人生に無駄は無い。
最期まで読んでくださった方
ありがとうございましたm(__)m
終わりです。