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菊の花は目に効くだけではありません

2017.06.07 10:53

クコの実などと一緒にして目に効くとされる菊花。

菊の花には、白菊花(杭菊花)と野菊花(苦菊花)があります。


クコの実一緒に、

目に良いとして使われるのは、

一般的には白菊花(杭菊花)が使われます。


目が熱く目赤が強く、腫れて痛む場合は、

野菊花(苦菊花)と夏枯草(ウツボ草)などを配合いたします。


白菊はほのかな甘みがあり美味しく頂けますね。

秋から初冬に採取され、

漢方薬の生薬としてや薬茶、薬膳に大活躍です。


《白菊花》 

味は、

辛甘苦 甘みにほんの少し辛味苦み

功効は、

疏風清熱 

寒気がない発熱のみの風邪の引き始め

*桑の葉などを配合。


平肝明目 

肝臓の経絡の熱を清し目の状態を改善

 *クコの実、夏枯草などを配合。


解毒   

疔瘡、腫れ物の解毒

*生甘草・金銀花(スイカズラの花)・蒲公英(タンポポの根)など配合します。


より効果的にするためには、

目的に応じて、

配合する生薬を選ぶといいですね。

ご相談下さい。