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名古屋の美容師亀田トオルのブログ

上司が新しいことを嫌うのはヤバイこと

2017.06.09 00:59


友人は腑に落ちない様子で語った。

「上司に新しいチャレンジの提案をするとろくに聞くこともなく否定される」

大分モヤモヤしている。


どうも、

名古屋の美容師、そして人間の研究家

亀田トオルです(`_´)ゞ


友人の勤める店は名古屋の大手百貨店の中の

老舗サロンだ。

友人いわくその店は今“ヤバイ”らしい。

何がヤバイのかというと、

一言で言えば新規が全く来ない。

古くからの顧客で何とか今は持っているものの、

1年、2年経つごとに来なくなる客もいる。

当然、“出”があるのなら

その分の“入”を増やさなければ

衰退は免れないだろう。

そこで友人を含めた幹部達が

今後どうやって新規を取り込むか、

話し合いをしたという。


その店の主な新規集客の方法は「紹介」だ。

やはりその話し合いも

いかに今の顧客に紹介してもらうか?

をベースに進んでいった。

その中で友人は、

他サロンで効果のあった

SNSやネットでの新規集客について提案した。


が、

「前例がないしうちの文化にそぐわない」

「炎上したっていうのも聞いたことがある」

「費用対効果が見えない」

など様々な理由で却下された。

友人は半ば諦めたように

「やる前から予測はできないし、難癖つけようとすればいくらでも突っ込めるから多分本当にヤバくならないとうちは何もしないだろうね」

そう言う。

「前からそうなんだけど、うちの上司達は新しいものはよくわからない、よくわからないものは怖いしとりあえずやるな。そういうタイプなんだよね」

と、友人は不満を漏らす。

「結局、一番ヤバイのは、ヤバくなるって分かってても新しいことにチャレンジしないことなのかも」

 

上の話の実態がどうなっているのか、

詳しいところはよくわからない。

もしかしたら上司が言っていることの方が

正しいのかもしれないし、

友人がもっと情熱を伝えるべきなのかもしれない。

だが、こういった話はあまりにもよく耳にする。

どうやら上にいけばいくほど

新しいことに対して消極的になる傾向は

どのシーンにおいてもある様だ。


染み付いた習慣はそう簡単には変わらない。

おそらくその上司は

「自分が新しいことに対して消極的だ」

とは思っていないだろう。

そのことを自覚するのは案外難しい。

むしろ

「知識と経験豊富な自分がダメだと判断したんだからダメだ、アイツは考えが甘い」

そう考えている可能性が高い。

 

しかしビジネスにおいて

「今まで上手くいったんだから上手くいく」

は通用しない。

少しずつ勉強し、少しずつ形を変え、

新しいことにチャレンジしなければ

待っているのは衰退だけだ。


友人は最後に

「新しいことにチャレンジしないと仕事が恐ろしく退屈になる」

そう言った。

確かにそうかもしれない。

 

では。