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「おもてなし」に大切なことは○○に教わった

一期一会を心に刻む

2017.06.09 05:07

若い時には「もう一度会える」と漠然と思って接客をしていたように思います。

ただ、年齢を重ねるにつれ心に刻まれていくことがありました。

「一度出会った多くの人は、もう一度会えることは少ない」

ということ。


「期」は人生 「会」はチャンス


まさしく「一生に一度のチャンス」なんです。

大学の時に出会った人に言われた言葉で今も心に刻んでいるのが


「全世界には60億人(当時)の人がいるんだよ。

 ここで同じ時間を過ごせることこそ、運命なんだよ」


その頃も「おおっ」と思ったんですが、

多くの人とご縁を頂き、様々なことを経験すればするほど

言葉がどんどん重くなってきたような気がします。


この人とこのあと一生会えないだろうと思うと、

どんな方でも愛おしく思えてきたりします。

そうすると、「おもてなし」にも力が入り

「全力でこのご縁を楽しもう」という気になれると思います。


その瞬間にいただいた縁でこの先に何かが起こるかもしれません。

振り返って、それが「悪いこと」であったことはありませんでした。

(その瞬間は「悪く」感じることはありますが)


その場、その時、その人が輝く瞬間を作ること

難しくもあり、楽しくもあります。

日々全力で当たりたいものです。