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[戦車塗装] サンダース付属のファイアフライが火を吹きます(後編)

2017.06.08 15:00

British Medium Tank - Sherman Firefly - Girls und Panzer, Saunders University High School, DragonModels, 1/35

そこのけそこのけ17ポンド砲さんのお通りでい!すみませんちょっと変なテンションで入りましたが、後編です。前編に続いて後編では完成ギャラリーまでご紹介します。

かっこいいなー、としみじみ思いつつコーヒー片手にぼんやり眺めるファイアフライさんは格別なものがありますね。まぁフロントカバーのあたりとかだいぶ違うんですけど…気にしない。


サンダース高シャーマンフライの塗装

ピグメントウェザリング

続いてピグメントを使ったウェザリングをします。ピグメントといっても、100均で購入したパステルを茶漉しで削っただけの粉です。リーズナブルに生きております。今回は黄色系と茶系を混ぜたピグメントを作ってちょいちょいかけてみました。

ちょっとづつやっていたのですが、なんかあんまり変わらないので思い切ってどさーっといきます。

…だいぶ思い切りました。

さらに明るめの泥汚れをつけるべく、ミリタリーピグメントのコンクリートライクアクリル溶剤で溶いたものを車体側面と下部、履帯にオラオラで塗りました。

乾燥しすぎるとどうにもならなくなるので、色が出てきたところで硬い筆でカリカリ削って調整しました。


予備履帯にワンアクセント

そう言えばキットに付いていたし付けないのは勿体ないから、という理由で劇中に出てくるファイアフライには付いていない予備履帯を付けていたことを思い出します。せっかくなのでアクセントになるように錆色を入れてみます。

完成写真ですがこんな感じになりました。ミリタリーピグメント超級のラストオレンジで色をつけています。いい感じ。

目立ちまくっていますが、良いアクセントになりました。

というわけでこれにて完成といたします。



サンダース高風シャーマンファイアフライの完成ギャラリー

そんなわけで足掛け3ヶ月以上かかってしまいましたが、どうにか形になりました。ああ、長かった。

塗装中に何度も履帯が破損しては心の中で「うきょーー!!!」と叫んだものでした。

履帯が大変な戦車はイヤです。もうスカートで隠れてるやつがいい。でも履帯は自然にたるんでるのが一番かっこいいからそれが簡単に実現できるゴム履帯を作って欲しい。現用戦車は履帯の上の方が隠れるからいいよね。

戦車としては明るく仕上がりすぎている感もあるのですが、最近は基本こんな感じで明るめに仕上げるようにしています。理由はシンプルで飾り映えするからですね。暗い戦車と明るい戦車を並べて鑑賞すると、どうしても明るめの戦車が良く出来て見えます。

砲塔まわり。何だかごちゃごちゃとやったのでごちゃごちゃとしています。ただ暗色をあまり入れなかったのでメリハリがあんまり効いていないので、そのあたりは改善したいところ。

後ろの方。履帯がカクカクしています。みたくないです。一度調整しようとしたらバッキバキになりました。同時に僕の心もバッキバキに折れました。

車体の後部。何も積んでません。いつか荷物満載のシャーマンを作るのが夢です。

前の方。ワンポイントのサビ履帯がいい感じ。

あんまりシャーマンを作り慣れていないのですが、車体の長さはそんな僕でも気づきます。直線的な車体のラインが何ともかっこいいのであります。

しかしてどうだこの長い砲身は!もろもろが残念でも良い、この砲身があればそれでファイアフライ感は出るのだ!と自分に言い聞かせます。

ファイアフライはガールズ&パンツァー劇場版でも大活躍でしたねー!まぁファイアフライってアメリカだっけ、というのはありつつ、シャーマン軍団というのが何とも胸が熱くなる何かじゃありませんか。観覧車さんの進行方向を見事にそらしたナオミさんは神業の持ち主だと思いました。戦車を撃つよりよっぽど難しいですよねあれ。超高速に動いてるし変な軌道だし。



まとめ

そんなわけでナオミさんは乗っていませんが、サンダース高風のシャーマンフライくんでした。よーし完成したーというよりは、ああようやく終われた…という感じでしたが、ケースに入れて飾ってみると中々に良いです。

シャーマンは奥の深い何かだと最近認識していて、いやいやそれはちょっと何だ、多いだろう?というくらいの荷物を満載するのがオシャレな感じがするので、近いうちに挑戦してみたいです。とはいえガルパン戦車に積みまくるのもどうかと思うので、熱が少し落ち着いたら、かもです。

そういえば先日立川で劇場版をまた見に行ってきました。ブルーレイが発売されて1年以上経っているわけですが、満席でした。ちょっと意味わかんないなと思いましたが、素晴らしかったです。毎月1回くらいは見にいきたいと思いました。

一緒に行った友人は Google Calendar に「人生の大切なこと」という予定を入れており、それを見せられた当初は「何をバカな」と思いましたが、改めて立川の音響で戦車道の素晴らしさを噛み締めると「確かに」と納得をしてしまいました。そんなリマインドを受け取ってみたいので、次回行く際は見習ってスケジュール登録をしたいと思いました。ガルパンはいいぞ。