TIMAD　　マダガスカル国際トーナメント大会

We had an international competition at gym of Ankorondrano from June 2nd to 4th.

Many judoka came from Mayotte and Reunion because they need competition to fight.

I think that they have budget enough to come to Madagascar because they are part of France.

５、６月はスポーツの秋！！
世界共通でしょうか、首都アンタナナリボでは沢山の競技が毎週あちらこちらで開催されています。

今週末は、アンクロンジャノという地区にある体育館でマダガスカル国際トーナメント大会が行われました。

国際大会とは言っても、海外選手は隣国フランスの海外県レユニオンとマヨットからのみでした。

昨年、この大会は実施されず、聞くところによると予算があるときに行われている大会だそうです。

国内大会の少ないマダガスカルの柔道家にとっては貴重な大会の１つのようです。

参加国２、参加クラブ２０、競技者２０９の規模

I am happy to see judokas using the tatamis which are green ones and also were sent from Japan for warming up.

日本から寄贈された深緑色の畳が練習会場で使用されていました。

やっぱり、この色の畳が落ち着きます。

Also I am happy to see some judokas using the judogi which was sent from Japan too.

また嬉しいことに、日本から寄贈された柔道着を着て試合に臨んでいる選手もいました。

今大会は国際大会ですが、ゼッケンは『○○さん（日本語）』でも問題なかったようです。笑

This combat is the final of the under 60kg of category-senior.

The guy to the left got a first prize at the under 60kg of category-junior yesterday.
He was very strong judoka, and got all wins by Ippon before this final against the guy to the right was the representative of the African championship.

The guy to the right won this final, and he told me that the judogi from Japan which I gave him on March is very good for practice because the quality is very good.

この戦いは、シニアの一番激戦カテゴリー６０ｋg級の決勝戦です。

右のブルー柔道着を着ているのがアフリカ選手権に出場した代表選手。

左の選手は、昨日６０ｋｇ級ジュニアのカテゴリーでオール一本勝ちして勢いに乗る選手。


試合巧者の左の選手が優勢で勝ちました。

彼は試合後に、アフリカ選手権前に日本から寄贈された柔道着の質がとても良く、充実した練習ができていると笑顔で私に話してくれました。

Look at the lady to the left on the upper photo!!

She came from Reunion, and her weight is 140kg!
The Malagasy lady to the right looks small even though she is 77kg same as me.

The another Malagasy lady won against the big lady by osaekomi.
This moment made the spectators heap up.

１つ上の写真、左の選手を見て下さい！多きいです！

マダガスカルのどの選手、コーチ、大会関係者を含めても、レユニオンから来た彼女の大きさは別格でした。

体重は１４０ｋｇとのこと！対戦したマダガスカルの選手の体重は僕と同じ７７ｋｇくらいです。約２倍ですね。

このカテゴリーは３選手のみだったので総当たりでした。
写真の選手とは別のマダガスカル選手が、１４０ｋｇの相手を抑え込んで勝利した瞬間が、今大会で一番盛り上がった瞬間でした。

やっぱり、小さい選手が大きな選手に勝つのが柔道の醍醐味だな～と感じる瞬間でした。

マダガスカルでは、小学生から体重別で試合をしますが、日本のように無差別で闘わせると、選手個人に意外な才能を見出せるかもしれません。

なぜなら、大きい選手を投げるためには力だけでは無理で、タイミングと崩しが重要になるからです。

日本が今なお世界で強さを誇る理由は、幼児時に大きい選手と試合をする機会が多いからかもしれません。