折り紙ワークショップ①きっかけ・準備編
街の国際交流団体から機会をいただき、定期的にアメリカの小中学校で日本文化紹介・折り紙ワークショップをしています。
そのきっかけ・準備の手順をまとめてみます。
【きっかけ】
昨年10月、アメリカに来たばかりの頃、私はとにかくエネルギーをもてあましていました。
英語の勉強も楽しいけれど、やっぱり自分なりに人の役に立てる場所を見つけたい。
悶々としながらお気に入りの川沿いのカフェで勉強していたところ、となりに座っていた男性から声をかけられました。
街のおすすめの場所を聞いたり、お互いのバックグラウンドの話をしている内に話が盛り上がり、「僕の友人で国際交流団体を主催している人がいる。今度その人を紹介するよ!」という展開に。
後日、お誘いを受けて国際交流団体のパーティーに参加し、代表の方に「日本文化紹介をさせてほしい」と伝えると、団体のアンバサダーとして活動させていただけることになりました。
【準備の手順】
初めて受けた依頼は、小学校高学年の子ども達25人を対象にした、35分のワークショップ。
下記の手順で準備を進めていきました。
①ゴールの設定
→日本って面白い!もっと知りたい!と感じてもらう
②大まかな流れを決定
→子ども達の興味を引き続けるためには…という基準で大まかな流れを考え、クイズを織り交ぜたプレゼンテーション(15分)、折り紙を折る時間(20分) と時間配分しました。
プレゼン経験者の方のお話も伺い、折り紙では手裏剣を折ることにしました。
③プレゼンテーションのトピックを抽出
→日本文化紹介の書籍やサイトを参考に、下記のトピックを抽出しました。
・学校生活に関すること (国語の勉強、制服)
・行事に関すること (バレンタインデイ、ひなまつり、こどもの日)
・折り紙関連 (折り紙、忍者)
ちなみに、参考にした書籍、サイトはこちらです。
・「英語で日本文化の本」三浦史子著、アラン・グリースン訳
④パワーポイント・スクリプトの作成
→上記トピックに沿って資料を作成していきました。
写真・絵を多めに取り入れること、折り方の説明は丁寧に示すことを心がけました。
画像は、以下のサイトに著作権フリーのものが多く掲載されており、とても助かりました。
⑤資料の添削・修正
→資料の添削は、言語交換をしている大学生に依頼しました。
⑥DMM英会話でプレゼン練習
→オンライン英会話のレッスンを利用し、4回ほどプレゼン練習をしました。
資料の再チェック、発音の確認という意味でもよかったですし、場馴れすることもできました。
さらに、先生方は基本的にこれでもか、という位ほめてくれるので、なんとか自信をつけることができました。
⑦TEDを見てイメージアップ
→前職、前々職ではほとんどプレゼンの経験がなく、お腹が痛くなりながら準備していた中、息抜きとしてTEDのかっこいいプレゼンを見て、モチベーションを高めていました。
特に良かったのがこちらの動画です。
・How to speak so that people want to listen / Julian Treasure
と、上記のような手順で準備してきました。
実際のプレゼンをしてみての感想・学んだことは次回に続きます。