イラストACの審査について
イラストACにイラストを投稿している方々のブログを見ていると、たまに、「審査に落ちてしまった」「どうして?」という書き込みを見かけます。もちろん、私も今まで何度かNGが出たりして気になっていたことです。今回はこのことについて書いてみようと思います。
まずは、↓ ↓ のリンクにイラストACからの公式情報がありますので、よく読んでみてください。
イラストの審査に落ちた!なぜ!?
- わいせつ、暴力、その他公序良俗に反する内容を含んでいる
- 類似した作品が既に公開されている
- 個人情報が入っている
- 商標登録されているものが入っている
- イラスト素材として相応しくない
- データに不備がある
この6つに関しては↑ ↑ のイラストACのリンクにわりと細かく説明がされていますので、よく読めば修正箇所が思い当たると思います。
少し悩むのは…
- 適切なカテゴリが選択されていない
これは、私も経験があるのですが、ポストカードに使えるだろうとカテゴリ設定したら、違うカテゴリに直されて公開されていたことがありました。ワンポイントとして使うモチーフではなくて、ポストカードにそのまま使えるよう大体のポストカードサイズの縮尺の中で、モチーフを組み合わせフレーム状態にしたイラストは、他のカテゴリ設定に修正されることはないみたいです。
憶測ですが、モチーフそのものをポストカードに使えるからとカテゴリ設定していては、すべてのものに当てはまってしまうということでしょうか。このようなことは、ビジネスやチラシなどイメージ範囲の広いカテゴリにも当てはまると思います。
そして、一番悩むところが
- 適切なタグが付けられていない
なぜだろうと思うのは、このNGが多いのではないでしょうか??
私もそんなうちの一人です。そして、タグ設定は検索結果に反映されるために重要な設定ですので、とても悩ましいところです。
「飛躍しすぎたタグを入れていませんか?」これがとても難しいと思うんです。自分では、展開とか関連とか連想させるものと思って付けているタグが「飛躍」と取られることが多いんじゃないかと感じています。これは、職業柄か経験上か、デザイン経験者の人のほうが、「飛躍」してしまうのではないかと思います。だって、デザインするときには、あえてメジャーをちょっと外して設計したりすることが多いですし、展開例をいくつも想定して枠を広げてデザインしたりもしますから。意外性とかちょっとした驚きとか発見とか、アイキャッチ的なことは、そんなところから生まれたりします。
例えば…ですが、
上の二つのイラストでオリンピックタグを入れて申請しました。
上の黒フチのある蝶のイラストはオリンピックのタグが入っていても公開されましたが(もしかしたら、今後非公開に変わる可能性があるかもしれません)、下のフチ無しはNGでした。オリンピックタグはもちろん厳しいのだろうなあと思いつつの審査申請でしたが、二つのイラストの違いとはなんでしょうか??思い当たるのは黒フチがあるのか無いのかと、投稿した時間がそれぞれ違うことです。いっそのこと両方NGの方がすんなりと納得いきそうです…
他にも、以前に花のフレームのイラストのレイアウト違いを時間をわけて投稿したところ、OKとNGにわかれて頭を悩ませたことがあります。たぶん、審査する人によってタグがイラストから飛躍してるかどうかの判断が多少違ってくるのではないかなあと思っています。ギリギリラインであればあるほど。
特に、需要の多いキーワードの場合、厳しくなる感じがあります。母の日や父の日、バレンタイン・ホワイトデーなどの人気のあるイベントもののキーワードです。
デザインをしている側からすると、関連性がある色味だったりモチーフだったりするだけで連想されますから、タグに入れがちですが、誰もが知ってるメジャーなモチーフじゃないとNGだったりすることもあるみたいです。
赤系の小花の集合フレームで母の日タグ、青系の小花の集合で父の日タグがNGになったことがあります。母の日はカーネーション、父の日は黄色や青のバラならOKでした。
…といったように、適切な(飛躍していない)タグというのは、ごくごく一般的に想起することができて、誰から見ても思い当たるイメージかということみたいですね。…そこが難しい!
今回のイラストACの審査に関しての記事は、あくまでも、rkrkの経験上の憶測です。当てはまらない場合もあると思いますが、もしも審査に落ちてしまったけど、どうしてなのか見当がつかない…という方は参考までにどうぞ!
(そして、よかったら、↓のリンクにあるrkrkのイラストも見てみてくださいね~)
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