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バモティータイプR

F5クラスタービン(R32純正)考察 ③

2017.06.11 10:00

今日は第1弾で考えてみた事の実験



ジョイントにクサビ?を挟み込んだら、ヘッドとの隙間(逃げ?)も取れそうな気がして…

余ってるレガシィのこのフランジを

切り落として…&少しコンパクトに

グラインダーでチマチマとテーパーに削る…


まぁ、コレが一番大変で…


グラインダーだけでココまで削ぎ落とすのは結構手間…加えて「面」が平らにならなくて…


最終的には高速カッター(グラインダーの床置きの大きなバージョン)の側面に軽く当て(早く削りたいから…と強く押し付けると刃が反って逆効果)時間かけて面出し

平らな台の上に120番ペーパー置いて、押し付けながらゴシゴシの粗仕上げ


ここまでやって気づいたのは…


仮なんだから「木」で作ったり…


なんなら石膏や紙粘土で作った方が早かった…と気付く(笑)


ワンオフ金属加工やりすぎて?完全に手間の感覚がマヒしてる(苦笑)


まぁ、即戦力クオリティ…と、ポジティプに考えてみよう(笑)

タービンのインタークーラーへの出口がやたら大きくて(当たり前かw)ブロックに当たるから、また角度の微調整


テーパーフランジ乗せてみる…


このレガシィフランジの丸穴…バモスのエキマニの丸穴より5㎜以上大きい=逃げマージンが取れる

それよりさらに、タービンの排気入り口が大きくて…長方形


さらに逃げれる?

乗せてみると、前よりは角度が浅くなったけど、相変わらずごっつんこ(´д`|||)


ただ、前と違い出口フランジ(ボルト?)も生かせそうで現実的(*^^*)

フランジ取り付けてカットするなら、このくらいの角度かな?


ただ、アウトレット側もヘッド干渉しそうなニオイがプンプンする…

フランジの当りは、上下キッチリ密着してる(⌒‐⌒)

けど、フランジが…


角度もっとつけると、O2センサーが付かない…浅いとブロックに…の、鬩ぎ合い


どうやら、この辺りが妥協点…

続きまして…

いずれ買おうと思ってたが、ホムセンで見つけた(まさかホムセンごときにあると思ってなかったw)鋳物用溶接棒


2.0㎜が4本入で3000円…

めっちゃ高い(/´△`\)


ただ、見てたらウズウズウズウズ…(笑)


勉強料として購入( ´艸`)

フツーのよりちょっと色が黒っぽい


表示見ると…

50~80A…

ステンレスと同じくらいかな?

(私は…ですが、3.2㎜棒で、鉄は120A…ステンは60Aでやってます)


もしかすると、軽自動車のバッテリー2つ繋ぎでちょうどいい感じかも?


今回は、付き合い長いステンの加工所の溶接機借りてやりましたが…

早速、実験…

感触が全然違う(/´△`\)


通常だと…

母体&溶接棒が溶けこんでいってる…って感触で、くっついてるかどうかもわかるんですが…


何か鋳物はね…


ぶくぶく泡立ってるみたいな感触…


くっついてる気がしない(´д`|||)

ビーニング(溶接直後に溶接部叩いて馴染ませ、引っ張り合ってる応力を逃がす作業)しないと、叩くと簡単に取れてしまう…


でも、溶接棒の溶けたヤツはガッツリくっついてる…


もしや…

鋳物+鉄なら…

この足付けに鉄を溶接したら強度出る?

鋳物+鋳物なら…

お互い足付けして、足付け同士をくっつければいい?


ビーニングすれば、そこそこの強度出るから、こんなスポット溶接みたいに1部分じゃなく…


全体を溶接したら、全体で満足出来る強度出せる?


なかなか疑問はつきませんが…




鋳物鉄の場合で説明すると…


なぜ鋳物が難しいか…


一番は「炭素」が含まれてる


Fe(鉄)じゃなくて、Fe-C(炭素鉄?)

あとケイ素も含まれてますが…


この炭素がやっ

かい


加熱されると炭化(炭)になる…


火事になった家にあるダイヤモンドが炭になるように(笑)


炭って考えると…


モロくて伸びが無い…のは当然ワカル



それに、見方を変えて…物理的に考えてみると…


炭素はくっつかない…逆にモロい

鉄はくっつくから、その部分を接合させる…


強く結び付いてるトコとモロいトコが素材内部で混在…

例えビーニングして応力分散したとしても…


そこまでの強度は求めれない


おまけにいくら品質が最高でも、鋳物には必ず「す」が入ってる


空気って最高の断熱材(真空除く)だから、溶接時の溶かし込みの熱が周囲?進行方向?に伝わらず…火花が不安定になる…


考えれば考えるほど、物理的にネガティブ要素が多すぎる…


本来は無理な事を、技術や腕で無理矢理何とかしてる所が、難しい…って言葉で片付けてるんだろうなぁ~って(^^;


エキマニ穴埋め程度ならいいが、今回みたいにフランジ取付けとか…

引っ張り強度が必要な上、耐震性も求められる場所には、ぶっちぎりで不向きな技術ですな…


鉄をドロドロに溶かせる炉でもあるんなら、砂型作るんだけどなぁ…


ワンオフの鋳物(笑)



何か…


完全にGT-Rタービンへ交換する(気持ちの)流れになってる…(。-∀-)



次回から、題名変えなきゃかも?(笑)