イタリア旅行戦利品②
6月のイタリアはすでに真夏真っ盛り。
ちょうど日本の夏場に着られるような、スッキリ涼しいお洋服やサンダルがたくさん売っていたので爆買い(笑)してしまいました!
夏場の服は激安!
これまでSALDI(セール)時期の1月と7月しか行ったことのなかったイタリア。5月、6月のお買い物事情が分からなかったのですが、夏場の服ってすごく安かったです♪
冬物だとコートやダウン、ブーツなどどうしても値が張るものが多いためセール時期の1月に50〜70%オフになっているものを買ったほうが良さそうですが、夏場だとシャツやパンツが10〜30€内で十分買えてしまいました。
7月のSALDI時期には、冬場に売れ残ったものなども放出されるので運良く自分のサイズを発見できればお買い得なんですが、探すのが大変なんですよね。
今回5月〜6月のお買い物ではシーズンの服だけを選んでいたので、ショッピングも楽で爆買いに至ったわけです。
爆買いその①サンダル
左のサンダルが29€、右のサンダルは24€。
29€で約3,800円、24€で3,100円、日本の街中で表に出ているセール品棚に並んでいるクラスの値段です。(1€=130円で計算)
パンプスを買うつもりが、なぜかサンダルばかり増えてしまった笑
イタリアの靴って安くても履きやすくて歩きやすくて、しかも丈夫なんです。
身長の高いわたしは、普段からペタンコの靴ばかり履いているので、こういう、ほとんどヒールのないペタンコサンダルがとっても有難く感じます。
これもサンダル笑
左は19€、右は29€。
日本と同じで「9」単位、好きですね。
19€でだいたい2,500円くらい、29€で3,800円くらいです。
どちらも金色のラメや金具がキラキラと太陽の光に輝いて綺麗。
けして高い買い物じゃないのに、履いていると「オシャレ」感が添えられるところがさすがイタリアといった雰囲気ですね。
爆買い②お洋服
洋服も爆買いしてきました。
まずは2着、シャツとパンツです。
オフィスでも着られそうな薄手のシャツは、今夏流行のブルー系ストライプ。襟がなくて袖の部分はロールアップもできるスグレモノですが、お値段は19€。2,500円くらいなのでプチプラ価格といえるでしょう。
写真では分かりにくいですが、パンツはネイビーでくるぶし丈。少し短めの丈が夏場に涼しさをもたらしてくれそうです。
これ、17€(2,200円)ととっても安くてウエスト部分はゴムで出来ているため、本当に仕事着として普段使いできますね。
イタリアのお洋服はスタイルを良く見せてくれる立体縫製で、生地も夏の暑さに耐えられる薄手のもので仕立てあげられているため、このシャツみたいに長袖仕様でもクーラーの強い日本では十分、真夏に活躍させられそうです。
イタリアのファストショップなどでプチプラ服を買うようになってから、どうも日本のお洋服が着づらく思えて仕方ありません。
「日本人は洋服が似合わない」なんて時々言うけれど、実際のところそういう風に思い込んでいるだけで、ヨーロッパのきちんとした洋服を着たら似合うんじゃないかと感じます。とにかく日本の、特に安いお洋服は生地や形がイマイチで着心地が良くない!あれだと、きっと誰が着てもあまり綺麗に着用できないのではないかなぁ…。
靴もそうなんだけど、どうも日本は「作る側」の感覚がデザインにばかりこだわっているように思えてなりません。
ヨーロッパでは、年配のおばちゃまも可愛らしいワンピースを着て闊歩しています。まっすぐ前を向いて姿勢良く歩く彼女達はスタイルはどうであれ、とても格好良いんですよね。暑い時はとにかく涼しく、動きやすい服装をする欧州の人々は、その機能的な美をしっかり楽しんでいるようにみえます。
日本人だって「洋服が似合わない」なんて思い込まず、もっと自信を持って年齢にこだわらず着心地の良い季節感のある服を楽しんでいきたいものだし、機能的でない服を作り続けるファッション業界ももう少し米国や韓国の流行にばかり流されず、欧州の流行を取り入れてほしいものだな、と思うのです。