イチヂクの『白い液』
2017.07.19 04:30
イチヂクの実や、実を支えてる柄の部分を
折ると、切り口から白い液が出てきます。
虫や鳥などの動物が、イチヂクを食べようと
して、実や柄をかむと、このドロッとした
液が出てきます。これは嫌がらせの効果が
あるそうです。
しかも、この液にはタンパク質を分解する
物質が含まれてます。なので、肉料理に
イチヂクを入れると、肉のタンパク質が
分解されるので、肉がやわらかくなります。
また、食後にイチヂクを食べると消化が
促進されるそうです。
イチヂクの白い液は、実を食べようとする
虫や幼虫のからだを構成するタンパク質を
分解することで、からだを食べらることに
抵抗するためのものです。また、傷ついた
ときに浸入してくる病原菌を退治するため
に、このような物質をもってるそうです。
写真は、うちの畑に植わってるイチヂク
です。8月のお盆頃から収穫可能やと
思います。
イチヂクに早く熟れてほしい時は、
これから熟れ始める頃のイチヂクのお尻に
食用油を塗っあげると早く収穫できます。