4568 第一三共(株)
第一三共株式会社は、東京都中央区日本橋本町に本社を置く、日本の製薬会社です。
国内製薬大手で、循環器と感染症薬強いです。
がん注力しています。
インド子会社の売却で新興国事業は振り出しに戻りました。
概要・沿革を見ていきましょう。
2013年時点で国内業界3位で、世界業界20位です。
武田薬品工業(同16位)・アステラス製薬(同18位)・大塚ホールディングス(同21位)・エーザイ(同29位)とともに国内製薬メーカー大手5社の1つです。
2014年8月時点の時価総額は、医薬品セクターで5位です。
2005年9月28日に三共株式会社と第一製薬株式会社とが経営統合して発足しました。
当初は純粋持株会社であり、統合元となった両者を完全子会社として傘下に収める形式でした。
その後2007年4月に三共及び第一製薬を吸収合併し、両社の医療用医薬品事業を第一三共に統合(事業持株会社)、現在の事業会社に移行しました。
統合にあたって、第一三共本体は病院向けの医療用医薬品に特化し、ヘルスケア事業(大衆薬:OTC医薬品部門)については新会社第一三共ヘルスケアを設立、2006年4月に営業開始です。
直後の4月13日にアステラス製薬傘下だった同部門のライバルメーカー・ゼファーマ(アステラス製薬の前身企業である山之内製薬と藤沢薬品工業のヘルスケア事業を統合して発足した会社)の全株式を取得して完全子会社化しました。
なお、ゼファーマは2007年4月に、旧第一三共ヘルスケアとの合併で消滅しました。
また、医薬品事業に経営資源を集中するため、海外子会社の整理、非医薬品事業の売却を進めました。
2008年6月11日にインド大手の製薬会社ランバクシー・ラボラトリーズ社の買収を発表し、同年10月20日に連結子会社としたが、2015年3月24日にサン・ファーマ社がランバクシー・ラボラトリーズ社を吸収合併しました。
合併後もサン・ファーマ社の株式を保有していたが、同年4月21日に保有していた全株式を売却しました。
これにより、連結子会社ではなくなったものの、今後も業務提携は継続される予定です。
コーポレートスローガンは2012年4月1日より全世界統一で「Passion for Innovation. Compassion for Patients.」に改められ、日本国内では「イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。」を用いることとなりました。
アップル - ビジネスにiPadを - 導入事例 - 第一三共
色々な動画あったのですが、こういうのも第一三共が見えるので良いかなと思いまして、リンクしてみました。
そういえば、私のブログの昨年の殿堂入り銘柄「2402 アマナ」( http://ameblo.jp/kurasitoyume/theme-10100314026.html )ですが、この手の電子カタログ制作は得意中の得意だと思うのですが、制作事例で見たことがありませんね。
MRの営業資料はもはや電子カタログの時代です。
しっかり営業して欲しいですね。
さて、第一三共の投資判断ですが、時価総額は売上高の1.8倍で、営業利益率は10%弱ですね。
妥当な株価の範囲に入るかと思いますが、財務が良いので、若干割安感はありますね。
信用倍率は1倍を超えていますが、重石になるほどではなく、チャートもボックス相場の中にあります。
配当利回りが3%弱ありますので、分散投資先の一つとして有望だと思います。
私の投資判断は買いデス。