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スターバックスの礎となったシアトル老舗カフェ

2017.06.10 22:29

シアトルのワシントン大学の近くにあるカフェです。名前はカフェアレグロ(Café Allegro)です。ネットで調べますと、記事がすぐ出てきます。元CEOのハワード•シュルツ氏のスターバックス成功物語にも登場します。  


なんでも、1975年にオープンした当時のオーナーはデイブ・オルセン氏で、彼は珈琲豆を焙煎し売っていたスターバックスに入り当時はまだなかったエスプレッソを始めとするドリンク類の小売販売を始めた際の礎を築いたそうです。バリスタの育成や品質管理も担ったようで、スターバックスの原型はカフェ・アレグロから生まれたと言ってよいでしょう。


シュルツ氏も実際、以下のように前述の著書の中で表しています。まさにスターバックスの後の姿のプロトタイプがカフェアレグロであったということです。


"Café Allegro was a prototype for what Starbucks later became, although its style was more Bohemian and it did not sell coffee beans and merchandise or cater to an early-morning, urban, coffee-to-go clientele"


実際に行ってみると、それが分かります。アメリカンコーヒーと言われるように薄いコーヒーが主流であったアメリカで40年以上前にこんなお店があったというのは驚きます。


いまとなっては当たり前ですが、こんなお店のオーナーだったオルセン氏がスターバックスに入られたのはまさにスターバックスをスターバックスたらしめている源流となったのでしょう。


大学の近くということもあり落ち着いた雰囲気です。へんな言い方ですが、スターバックスよりスターバックスらしいというか。いつまでも、普段通いたいと思わせるカフェでした。