伝統のアレがレストランシーンで脚光を!?萬記砧板@油麻地
最近、イケている香港のレストランでちょくちょく遭遇する、気になるアイテムがありました。
それは、香港で古くから作られている、和菓子の型のような香港伝統菓子の木型です。
(写真は、先日記事でもアップした金鐘Pacific Place内にあるDim Sum Library です。)
お皿代わりに使用しており、木型のくぼみに料理を盛り付ける演出をしており、独特な
統一感とリズムが盛り付けた料理に生まれています。
さて、この木型がどこで買えるかというと、九龍サイドにある油麻地の上海街、というストリート。
萬記砧板は、特に木製の製品を専門に扱っている調理器具専門店。
昔から、どのような型がお菓子で使用されていたのか、香港の歴史というか文化に触れることが
できるのがこの木型です。
コンプライアンス的にギリギリどころではなく、飛び越えてヤバい、香ばしい感じの
ぜんぜん似ていないキャラクターの木型などもあります。
木型は、こんなに種類と数が取り揃っています。
買いたい型があったら、店員さんが1個1個中の彫りが整っている商品を吟味してくれます。
こういうアルティザン的な目利き、すごく信頼がおけます。
余談ですが、これ、よく映画やドラマで街市なんかで出てくる切り株のまな板。
相当分厚いです。左上にある切り株まな板には819と書いてあるので、それなりに
お値段が必要なことがわかりました。
油麻地という場所は、日本でいえば、まさに合羽橋。香港版の合羽橋だと思って下さい。
香港在住で腕を振るっている日本人シェフ含め、上海街はレストラン関連の商品が
多く売られています。日本から香港にいらっしゃるシェフもこの上海ストリートは
できるだけチェックされるそうです。料理好きの人は特に足を運ぶべきマストゴーな
ポイントが上海街、そしてそこで伝統的な木製調理器具をしているのが萬記砧板、でした。