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伝統のアレがレストランシーンで脚光を!?萬記砧板@油麻地

2017.06.11 03:12

最近、イケている香港のレストランでちょくちょく遭遇する、気になるアイテムがありました。

それは、香港で古くから作られている、和菓子の型のような香港伝統菓子の木型です。

(写真は、先日記事でもアップした金鐘Pacific Place内にあるDim Sum Library です。)


お皿代わりに使用しており、木型のくぼみに料理を盛り付ける演出をしており、独特な

統一感とリズムが盛り付けた料理に生まれています。


さて、この木型がどこで買えるかというと、九龍サイドにある油麻地の上海街、というストリート。

萬記砧板は、特に木製の製品を専門に扱っている調理器具専門店。

昔から、どのような型がお菓子で使用されていたのか、香港の歴史というか文化に触れることが

できるのがこの木型です。

コンプライアンス的にギリギリどころではなく、飛び越えてヤバい、香ばしい感じの

ぜんぜん似ていないキャラクターの木型などもあります。

木型は、こんなに種類と数が取り揃っています。

買いたい型があったら、店員さんが1個1個中の彫りが整っている商品を吟味してくれます。

こういうアルティザン的な目利き、すごく信頼がおけます。

余談ですが、これ、よく映画やドラマで街市なんかで出てくる切り株のまな板。

相当分厚いです。左上にある切り株まな板には819と書いてあるので、それなりに

お値段が必要なことがわかりました。


油麻地という場所は、日本でいえば、まさに合羽橋。香港版の合羽橋だと思って下さい。

香港在住で腕を振るっている日本人シェフ含め、上海街はレストラン関連の商品が

多く売られています。日本から香港にいらっしゃるシェフもこの上海ストリートは

できるだけチェックされるそうです。料理好きの人は特に足を運ぶべきマストゴーな

ポイントが上海街、そしてそこで伝統的な木製調理器具をしているのが萬記砧板、でした。