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セラピスト・ブランディング

2017.06.14 04:34

弊社は美容サロンプロデュースということもあり、「フリー・個人で自宅サロンでやっています、売上アップしたいのでコンサルティングお願いします」という方からのお問い合わせも頂きます。


大変申し訳ございませんが弊社ではB to Bのみ、つまり企業間取引のみでB to C、個人・フリーの方のプロデュースはそもそもお受けしておりません。

 

そこで一考!

「セラピスト」とは、いったい何でしょう?


なんとなくキレイな職業で、いろんな人にありがとう、と言ってもらえる素敵な職業、そして自分らしく美しくいられる業界、、、そんな印象ですがセラピストとは、何をする人なのでしょうか?

 

弊社では「セラピスト」とは「その方の生き方」としてとらえております。

 

これまでの自分では気が付かなかった発想・視点で何かしらで傷を負った心を癒やしたり、スッキリさせたりしてくれる人、という認識です。


ですから、子供や赤ちゃんの無垢な笑顔、男女問わず相手を思いやることができる人が「セラピスト」ではないでしょうか。つまり、職業ではなく日常に溢れているものだと思います。

 

セラピストと聞くとすぐ「資格が必要」と思う方が多く、たくさんお持ちの方もいらっしゃると思います。


実際、ネットで検索するとセラピストの資格はたくさんあります。その数・内容は細分化されて本当に数えきれないほどですが、これらは民間資格です。

 

医師免許のように、法的な効力を持った国家資格ではありませんので、実はセラピストの仕事は資格が必要というわけではないということになります。そしてそれはサロン経営において効果的な効力を発揮しているのか、という点においては全くと言っていいほど影響ありません。


どこかの誰かが決めた基準です。


弊社はハワイにも会社があるのですが、アメリカでは資質を含めた試験があり、ライセンスが発行されないとサロン営業ができません。

一方、日本は民間資格です。その資格がどれほどの効力を持っているのでしょう?

 

たとえば、セラピストになるための教材、認定試験、資格発行まで含めて数万円で取れる資格もあります。


OLさんや主婦向けに安い、1日で取れる、簡単、というキャッチ―なその資格を取れば即仕事ができるようになるのでしょうか?ということ。

 


果たして手っ取り早く取ったこの「資格」でお客さんは来てくれるでしょうか?



個人・一般の方は「お友達から始めます」とお話しする方もいらっしゃいますが、残念ながら商売はそんなに甘いものではありません。


簡単にやっていそうですが、ぱっと思いつきでできるものではないのです。そして「安く、簡単に取れる資格」自体、あまり効力がない、ということ。

 

セラピストに関連するもので、国家資格は3つあります。柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の3種類ですね。しかし持っているからといって儲かるとは限りません。


ちなみに美容業界誌によりますと18%くらいしか5年後に残っておりません。それほど「経営」「営業」は別物なのです。

 

弊社は総合的なブランディング戦略、利益率・高単価・快適空間・パーソナル営業接客という、経営において最も重要なファクターについて強化するお手伝いをすることが業務です。


サロン営業を通じてサロン経営者とお客様、相互に利益をもたらすための「ビジネス」の裏方としての企業でありたいと考えております。

 

2017年・秋に出版予定のサロン経営のための本「華鳳風月(かちょうふうげつ)」を出版しますのでぜひそちらをご参考くださいませ。ご予約はサイトよりどうぞ!

株式会社デザインラボ  ルナソル 代表取締役 熊手えり