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North Fork Composites NFX-PRO C65ML+

2021.12.19 14:56

以下公式HPより

CATEGORY: Jerk Bait Rod

NFX PRO C65ML+は、90mmから120mm前後のスタンダードジャークベイト向けのロッド。より広範囲から効率的に魚を呼ぶため、必要となるロングキャスト性能に、ルアーを左右へ効果的にダートさせる早過ぎず遅過ぎないロッドの「曲がり」と「戻り」を備え、さらに、低水温期に見られる反転しないバイトであってもキャッチ率を上げる「しなやかさ」を併せ持ったオールラウンドなジャーキングロッドです。ジャークベイト以外にもスラックラインを意図的に出し、それをコントロールする釣り、例えば、ポッパーやペンシルベイトなどのトップウォーターの釣りからソフトジャークベイトの釣りにまで応用することが出来ます。

まずはジャークベイトの使用感ですが、さすが通称エリースティック。公式の謳い文句通り、最高です。他のNFX Proとは異なるLMX-IM(これとM+以外の番手は LMX-SM)というブランクなのでパリッとしているけど柔らかい、一言で言うとそんなロッドです。


ML+ということで、エリーは95の方が使いやすいのかな〜と思っていましたが、個人的には115の方が使い易く感じてます。(もちろん95も全く問題なく使用可能です。)イメージで言うと115→120点、95→100点て感じです。(笑)少し軽めのジャークべイトであっても、しっかりと竿を曲げてキャストできますし、投げてからは持ち前のパリッと感で、チャキチャキ小気味よくジャークできます。



魚をかけた時のパワーですが、さすがノースフォークブランク、めちゃトルクフルです。入魂は40くらいのシーバスでしたし、40upのラージ、スモール、アメナマやニホンナマズ、ハクレンのスレ掛かりも経験しましたが、しっかりと粘ってくれてパワーを感じるロッドです。ホームリバーのオカッパリでは、足元のフィルターユニットに潜ろうとするを避けるためにゴリ巻きで寄せることも容易でした。

つづいてジャークベイト以外の釣りにおける使用感ですが、自分が所有しているNLWのルアーは全部いけました。全てフロロ14ldでの使用で、アビノー、ベビノー、チッパワ(ノーマル、DD、ブレード)、スメルトヘッド(2/7ozの5インチクラスのトレーラー)、ニシネナマズ4,5、ドロップショットミノー、フィネスフットボールジグ。

ジグはちょいきついかなーと思いましたが、全然いけました(笑)これでやるかと言われたら積極的にはやりませんが(笑)


シングルフック系はどーなんかな〜、と思っていましたが、こちらもパリッと感でカバーしてくれてる感じでした。スメルトヘッドやスピナベは当然向こう合わせという感じではなくこちらからしっかりフッキングをしてあげる必要はあると思います。(ワームの釣りも当然同じです。)



個人的にイケる!と感じたのが、ダウンショットです。3.5g〜のダウンショットは感度も問題なく快適に使用できました。ベイトフィネス系のリールを乗せて、軽めのプラッギング〜打ち物まで、ライトバーサタイル用に、在庫があればもう一本欲しいくらいです。


また、重たいところだとアビノーの水面ジャークや、ノリーズのウォッシャークローラー(30gクラス)のただ巻きまで全く問題なく使えたので、本当に汎用性の高い素晴らしいロッドだと思います。


合わせるリールに関してですが、操作系の竿ではあるのでやはり比較的軽量なリールが合うと思います。汎用性の高さから考えると軽すぎる感じではなく程よく軽い方が良いですかね。自分はあくまでもエリー用としてジャーク時のラインスラックのコントロールのためにギア比は低めのリールを合わせてます。参考までに→アブガルシアDeez6-L(自重155g、ギア比6.4:1、ラインはフロロ14ld約80m、ベアリングはスプール・パーミングカップ側共にGoldworksさんの加藤式に変更)

参考動画

先日スレ掛かりででっかい魚と格闘しましたが、エリースティックのパワーの参考になるかもしれません。↓