千鳥習字教室

どんな風になりたいかが大切

2021.12.06 04:35

美しさと感動は言い表せないので写真でご覧ください。

なんども書いていただいているみんなの作品ですが、

よほどリクエストしない限り同じ作品は書いてくれません。


いつも違う装いで出てくるみんなの作品たち!!

そして、この、いくついただいてもうれしい受賞のかたち。


賞状を渡したあと、

「うれしーーい!お習字やって良かったぁ!」

「早く帰ってお母さんに見せたい。喜んでくれるかなぁ」

「頑張って良かったです、ありがとうございました!」

と弾んだ声で喜びを伝えてくれるかわいらしさ。


私が感じたお習字の素晴らしさ、楽しさを、

多くの生徒さんと分かち合えたらいいなという気持ちが

膨らみすぎてはいなかったんだと実感できるひとこまです。


今年も暑い夏に、せっせとお習字を書いてくれて本当にうれしかったです。

みなさまありがとうございました。

今週も、全員の手に賞状が渡されますので待っててね。

お教室に、最近ぐんぐん頑張って、

出品する書道展で賞を総ナメにされている生徒さんがいます。

さすがチアをされているだけあって、

大人びた指先からの筆の運び方が、その線が、とても美しいです。


たとえばA地点からB地点へ緩やかに筆を移動する、というときに、

多くの方は、A、それB!という風にためらいなく書くものですが、

その女の子は、チアダンサーらしく、

AからBへの筆の移動の間にさえリズムと華があります。

ステージ上では細かく見えなくても、

この動きは空気全体を彩るでしょうね。


そんな生徒さんの作品を見た方は、「お習字って美しくて力強い」と思うでしょう。


例えて言えば、

シャイで笑顔がキュートでおしゃべり上手な男の子と真夏に出会ったけど、

冬になったら、男の子のお肌が深みのあるお色になっててさ。

これまたかわいい熊のお洋服をお召しになっててどきっとしました、

そんな感じでございます。

片思いしまくりの、片時も目が離せないような純粋に恋する気持ちのように。

文句なしに見とれちゃうの、とうなずけます。


まぁ、ここだけの話だよ。

先生はそんなにお習字は多分うまくないけどさ、

楽しい想い出をたくさんつくって帰ってほしいと思って

お習字のお稽古をしてるんだろうね。

ってことも分かってくれている気がするよ、

自分の好きなことをなりふり構わず貫いて楽しくて幸せなあなたには。


冬休みの特訓も「どうなりたいか」を強く意識してやっていこうね。